Epic と Autodesk は協力してリアルタイム エクスペリエンス促進に取り組みます

Epic Games は、Autodesk との新たな戦略的コラボレーションを発表しました。私たちは、建築、土木エンジニアリング、建設(AEC)をはじめ、様々な業界において没入型リアルタイム エクスペリエンスを促進するために協力していきます。

簡単に言えば、私たちが目指していることは、ツール間の垣根を取り払うことで、クリエイターが情熱を注いでいることに集中して取り組めるようにすることです。技術的な障害を取り除き、クリエイティブな道を切り拓く、より緊密なワークフローにご期待ください。

まず最初に、Autodesk Revit ご利用の皆様は、Epic Games の高速で簡単に使用できるビジュアライゼーションツール Twinmotion に無料でアクセスできるようになります。Autodeskでは、次回リリースの一環として、すべての Revit ユーザーが Twinmotion for Revit を利用できるようになる予定です。

Revit は、建物とインフラプロジェクトを設計、文書化、実現するための業界のリーディング ソリューションです。
   
これは、Revitユーザーは、高速かつインタラクティブなデザインプロセスで、デザインに命を吹き込み、高品質のビジュアライゼーションを簡単に作成できることを意味します。静止画やアニメーションから没入型VRまで、あらゆることが可能です。 

Autodesk にとって Epic Games とのコラボレーションは、物理世界とデジタル世界を繋ぐという同社の継続的目標の新たな一歩を踏み出すことになります。「私たちのお客様が拡張現実を通してより多くのビジュアライゼーションやコラボレーションエクスペリエンスを求めていることを認識しています」と Autodesk AEC デザイン部門のEVP である Amy Bunszel氏は述べています。「Epic Gamesとともに可能性を広げていきます。没入型環境では、設計者はプロジェクトチームやクライアントに対して、プロジェクトが完成したときにどのように見え、どのように感じるかを圧倒的なリアリズムで伝えることができ、より良い意思決定と成果を得ることができます」

この共同での取り組みは Epic Games とAutodesk 双方にとって自然な流れになります。クリエイターは、ファッションブランドとの関わり方や音楽体験から自動車のデザイン住宅の販売方法に至るまで、リアルタイム3D技術を駆使して世界を変えています。
 

Epic Games も Autodesk も共に、リアルタイム3Dトランスフォーメーションにおいて重要な役割を果たす絶好の機会があることを認識しています。 

両社が協力することで、技術的な障壁を取り除き、クリエイターはデザイン、製造、エンターテインメントの分野で次世代のコンテンツや体験をこれまで以上に簡単に制作できるようになります。 

Epic Games の Vice President である  Marc Petit は以下のように述べています。 「Autodesk Revit と Twinmotion のインテグレーションは設計のプロフェッショナルに真にシームレスなリアルタイム3Dエクスペリエンスをお届けします。私たちは、顧客の皆様がより多くの時間をイノベーションに費やすことができるようにするという共通の目標をAutodeskと共有しています。Epic Games のリアルタイム3Dツールやライブラリのエコシステムを利用することで、クリエイターは、複雑なデータや技術的ワークフローに煩わされることが少なくなり、デザインに命を吹き込むために多くの時間を費やすことができます」


Epic Games エコシステムへのゲートウェイ  

Twinmotion は継続的に開発され、新しい機能や改良された機能を搭載し、Revit ユーザーのもとに強力なビジュアライゼーション機能を提供します。最新のTwinmotion リリースでは、ビルボードやビデオウォールなどの大型ディスプレイ向けのコンテンツに最適な、最大64Kの超高解像度で画像やビデオをレンダリングする機能が追加されました。また、このリリースでは、主要なWebモデリングプラットフォームである Sketchfab を新たに統合し、66万点以上の無料アセットにドラッグ&ドロップでアクセスできるようになりました。

しかし、このような新機能や改良機能は、ほんの始まりにすぎません。Twinmotion で作成したシーンは Unreal Engine に取り込むことができるため、Twinmotion は Epic Games エコシステム全体へのゲートウェイとなります。
 

Twinmotion インポーター プラグインにより、Twinmotionから Unreal Engine に簡単にインポートすることができます。Unreal Engine の強力な機能を利用することで、プロジェクトを真に差別化するための限りない柔軟性と創造性の自由を手に入れることができます。 

デジタル ツイン、バーチャル コラボレーション プラットフォーム、XR エクスペリエンス、没入型セールス コンフィギュレータなど、あらゆることが可能になります。 
Epic Games のエコシステムに入れば、クリエイティブの選択肢は大幅に広がります。MetaHuman フレームワークを使用すると、高忠実度のデジタルヒューマンをほんの数分で作成できます。 

世界最大かつ最も急速に拡大している超リアルな3Dスキャン ライブラリ、 Quixel Megascans にアクセスすることも可能です。Quixel Megascans を使ってシーンに高忠実度の小道具や背景アセットを配置したり、最適なテクスチャやマテリアルを見つけたりすることができます。
 

さらに、Quixelと共同で開発された無料の3Dスキャンアプリ RealityScan を使用して、自分のスマートフォンで撮った写真を高忠実度の3Dモデルにすることもできます。また、Unreal マーケットプレイス、Sketchfab、Epic Developer Communityを活用することができます。  

Twinmotion を使ったことがない方には、ゼロからでも始められる無料のオンライン学習リソース 多数用意されています。そして、シーンをUnreal Engineに取り込む準備ができたら、そのツールに関する多くのオンライン リソースや、Epic Developer Community のフォーラムやチュートリアルを利用することもできます。
 

他業界向けリアルタイム ワークフロー  

最初の一歩として、Epic Games と Autodesk は AEC 業界向けのツールとワークフローに焦点を当てていますが、それだけにとどまりません。将来的には、M&Eや製造業の顧客向けエクスペリエンスも共同開発し、リアルタイム コンテンツ制作を新たな、そして多様なお客様に提供していく予定です。
 

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