新たな調査により、リアルタイム 3D のスキルが世界の労働市場で高い需要があると判明

2021年1月27日
昨年 Epic は、労働市場分析会社の Burning Glass Technologies に委託して、米国の労働市場における 3D グラフィックスとリアルタイム 3D のスキルに対する需要を調査しました。そのレポートでは、3D グラフィックスの能力に対する高い需要が複数の業界にまたがって認められました。特に、リアルタイム 3D のスキルに対する需要が大幅に高まり、雇用市場全体よりも 601% も速い成長を見せていました。

1 回目のレポートの補足するために、私たちは再び BurningX Glass と協力して調査範囲を拡げ、米国以外の英語圏の国々 (英国/カナダ/オーストラリア/ニュージーランド/シンガポール) と EU 加盟の 20 か国を対象としました。 

以前と同様に、Burning Glassは、3Dグラフィックスとリアルタイム3Dに関連するキーワードのリストについて、10億近くの過去および現在の求人情報のデータベースをマイニングしました。

結果は出ています。それは予想に違わないものでした。すなわち、3D グラフィックスとリアルタイム 3D のスキルは明らかに世界中で高い需要がありました。しかも、その需要は際立った割合で増加し、米国の場合よりも顕著な値が出ているものもありました。
 

リアルタイム 3D のスキルに対する需要は、世界的に増加している

調査で分析されたヨーロッパの国々と英語が使われている (米国以外の) 国々では、2019年に約 34,000 人分の求人があり、リアルタイム 3D のスキルに対する需要の高まりが確認されました。2013年以降、成長のデータが利用可能なすべての国で、このスキルに対する需要は少なくとも 2 倍になり、シンガポールでは何と 30 倍も需要が伸びました。
英語が使われている 5 か国と EU の 20 か国の国際的な求人票のデータに基づいています。

3D グラフィックスとリアルタイム 3D のスキルに対する需要の増加は、雇用市場全体の増加を上回っている

調査対象の国々では、3D グラフィックスとリアルタイム 3D のスキルに対する需要の伸びが、雇用市場全体における需要の伸びよりも 10% 以上上回っています。さらには、これらのスキルへの需要の伸びは、平均的な情報技術スキルに対する需要の伸びよりも 50% 以上速くなっています。
 

3D グラフィックスとリアルタイム 3D のスキルを必要とする産業はますます多岐にわたる

3D グラフィックスとリアルタイム 3D のテクノロジーが至るところで使われるようになるにつれ、それらのスキルは、建築および建設/土木/機械および電気工学/グラフィック デザイン/インテリア デザイン/ゲーム開発といったさまざまな業界にとって不可欠のものと考えられるようになりました。しかし、これまでその存在を気にかけていなかった業界でもそのような需要が見られるようになりました。メディアとデザイン業界で Unreal Engine のスキルが求められていたり、ファッション デザイン業界で 3D レンダリングのスキルが必要とされていたりするなど、新しい業種で 3D デジタルのスキルに対する需要が起こっているのです。

リアルタイム 3D のスキルに対する需要の伸びは、3D グラフィックスのそれを上回っている

世界中の英語圏の国々においては、リアルタイム 3D のスキルが 3D グラフィックスのスキルよりも需要の成長という点で勝っています。オーストラリア/ニュージーランド/シンガポールでは、リアルタイム 3D のスキルに対する市場は 450% 以上成長しており、3D グラフィックスのスキルの市場の 10 倍の速さで成長しています。 
 

Unreal Engine のスキルに対する需要が急速に高まっている

英国における Unreal Engine に対する需要は 2013年の 4 倍となり、カナダでも同年の 5 倍に達しました。一方、EU においても Unreal Engine のスキルに対して高い需要があり、ドイツだけでも 900 件の求人がありました。Burning Glass は、Unreal Engine が今後 10年間で全世界において 138% の成長が見込まれると予測しています。
 

需要の高い 3D デジタルのスキルによって賃金が割増に

3D グラフィックス (特にリアルタイム 3D グラフィックス) のスキルを持つ働き手の需要が供給を上回っているため、市場平均を大きく上回る賃金が得られることになります。そして、この格差はさらに拡大する傾向にあります。カナダにおいては、リアルタイム 3D のスキルを要する仕事には、雇用市場の平均賃金より 70% 以上高い賃金が払われています。また、英国では、特に Unreal Engine のスキルを要する仕事には、雇用市場の平均賃金より 34% 高い傾向にあります。
 
総括すると、3D グラフィックス (特にリアルタイム 3D) のスキルを習得することによって、このような業界で働こうとしている人たちや、キャリアパスを登っていこうとする人たちにとって、前進する大きなチャンスとなることが今回のレポートからはっきりと見て取れます。  
Burning Glass のウェブサイトでレポート全体を読むことができます: Visualizing the Future Globally

    リアルタイム 3D のキャリアを得るための準備はできていますか?

    Unreal Engine は、世界で最もオープンで先進的なリアルタイム 3D 制作ツールです。Unreal Engine は、利用することも学ぶことも無料です。自分のペースで学べる無料のオンライン学習コンテンツが用意されており、そのボリュームは 160時間を有に超えます。今日から、希望に満ちた新しいキャリアへの旅を開始しましょう。
    ニュース
    8月19日

    Unreal Engine 4.27 がリリースされました!

    すべての業界のクリエイターにとってうれしい新機能があります。インカメラ VFX の様々な効率性、品質、使いやすさを向上する改善、美麗な最終画像を生成するパス トレーシング、同梱されるようになった Oodle と Bink、実制作で使用可能な状態になった Pixel Streaming なども含まれています。
    ニュース

    Unreal Engine 4.27 がリリースされました!

    すべての業界のクリエイターにとってうれしい新機能があります。インカメラ VFX の様々な効率性、品質、使いやすさを向上する改善、美麗な最終画像を生成するパス トレーシング、同梱されるようになった Oodle と Bink、実制作で使用可能な状態になった Pixel Streaming なども含まれています。
    ニュース
    8月3日

    今回のテーマは「みち」
    Unreal Engine学習向け作品コンテスト、“第16回UE4ぷちコン”開催のお知らせ

    株式会社ヒストリアは、Unreal Engine学習向けコンテスト“第16回UE4ぷちコン”を開催、テーマを「みち」と発表いたしました。2021年8月5日(木)~2021年9月12日(日)の期間内に作品エントリーを受け付けております。また、初のサイドイベント” UE4ぷちスタ☆~1週間でエンドレスランナーをつくろう~”をオンラインにて開催いたします。
    ニュース

    今回のテーマは「みち」
    Unreal Engine学習向け作品コンテスト、“第16回UE4ぷちコン”開催のお知らせ

    株式会社ヒストリアは、Unreal Engine学習向けコンテスト“第16回UE4ぷちコン”を開催、テーマを「みち」と発表いたしました。2021年8月5日(木)~2021年9月12日(日)の期間内に作品エントリーを受け付けております。また、初のサイドイベント” UE4ぷちスタ☆~1週間でエンドレスランナーをつくろう~”をオンラインにて開催いたします。
    イベント
    7月1日

    CEDEC 2021 の Unreal Engine に関するセッションをピックアップ!

    2021年8月24日(火) - 26日(木)にオンライン開催される日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス「CEDEC 2021」にて行われます。本記事ではCEDEC 2021にて行われる Unreal Engine に関するセッションをピックアップしてご紹介!
    イベント

    CEDEC 2021 の Unreal Engine に関するセッションをピックアップ!

    2021年8月24日(火) - 26日(木)にオンライン開催される日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス「CEDEC 2021」にて行われます。本記事ではCEDEC 2021にて行われる Unreal Engine に関するセッションをピックアップしてご紹介!