バーチャル背景と実物の被写体を同時に撮影することで、リアルロケーションのような撮影を実現するバーチャルプロダクション(以下VP)。アンリアルエンジンを用いた撮影手法であるIn-Camera VFX※の普及により、より効率的かつ難易度の高い映像制作を実現する技術として注目を集めています。
日本国内でも対応スタジオの数が年々増加し盛り上がりを見せる一方、この急成長を支える技術人材が不足しています。
特に、新たなる役割として求められている、リアルタイムレンダリングを活用した3DCGコンテンツを手掛けるVirtual Art Department (以下、VAD)人材の確保には大きな課題があります。
ソニーPCLは、VPで世界をリードするPixomondoが手掛ける教育プログラムをベースとした「PXO’s VP Academy for VAD」を、日本国内におけるVP人材育成のために開講しました。
ソニーPCLが日本国内で展開する「PXO’s VP Academy for VAD」は、カリキュラムの日本語対応はもちろんのこと、日本の映像制作者の理解促進を目指した独自プログラムです。現在はオンラインを中心に提供をしていますが、今後はスタジオでの実習やワークショップの開催など、いろいろなバリュエーションの提供を予定しています。
第一弾として、映像クリエイター向けのオンラインメディアを中心に事業を展開する、株式会社Vookが運営する"Vook school"を通じて、プロフェッショナル向けの実践講座をオンラインで提供します。