Autodesk は Unreal Live Link for Autodesk Maya プラグインも提供しています。このプラグインにより、同社の有名な 3D コンテンツ作成アプリケーションから Unreal Engine に向けたリアルタイムによるアニメーション データのストリーミングが可能になります。このプラグインを利用すれば、Maya でキャラクター アセットのアニメーションを行うと同時に Unreal Engine 内でそのキャラクターをリアルタイムでプレビューして、ライティングやレンダリングされた要素と合わせて確認できるようになります。つまり、大幅な時間の節約が実現するのです。
アカデミー賞の受賞歴に輝くインディペンデント アニメーション スタジオ Passion Pictures は、EPOS プラグインを使用して、制作中の実験的ショート フィルム The Day I Became A Bird でストーリーボード作成とレイアウトを実行しました。この 14分の CG ストーリーは、11才の少年が、鳥が好きなクラスメイトに興味を持ったことから、大きな自然の世界に目覚めるというものです。
「アニメーション プロダクションの Praxinos/Unreal 3D ストーリー ステージにある「継続的な魅力」は、ディレクターの大成功と全体のプロセスにあると思います」と David Park 氏 (Passion Pictures の Features & Episodic Animation 部門、エクゼクティブ プロデューサー/プロダクション責任者) は述べています。「Bird において、「従来の」アプローチと異なり、Praxinos 3D ボードを使用して、ストーリーからアニメーションのレイアウトへのシームレスな移行があります。ストーリーボードで描かれたキャラクターの演技や表現は、グレーの代理のレイアウト CG で置き換えると魅力が失われるからです。アニメーションの予算が厳しいなかで、ストーリーからレイアウトへの移行時に「魅力が失われること」をディレクターとアーティストが気にしなくてもよいというだけで、大成功といえます」
Image courtesy of Passion Pictures
SideFX
35 年以上に渡って SideFX は世界のトップクラスの映画、テレビ、広告、ビデオゲーム スタジオ向けにプロシージャル 3D アニメーションとビジュアル エフェクトのツールを開発してきました。同社の Houdini 3D アニメーション ソフトウェアは非破壊のワークフローを提供します。プロセスのどの段階でも編集が可能で、アーティストは自由に作業し、複数のイテレーションを作成して、チームメンバーとワークフローをすみやかに共有できます。