Mover プラグインを使用する新しいキャラクターと、新しいロコモーション データセットを GASP に追加しました。最初にリリースしたロコモーション データセットは、できる限り高い応答性を実現できるように設計されていました。ただし、高い応答性と引き換えに、一部のアニメーションの品質が低下していました。新しいセットアップでは、応答性とアニメーション品質の両方をバランスよく向上すると同時に、そのために必要なデータ量を削減することを目指しています。 この取り組みに伴い、皆さんにご利用いただけるように、プロジェクトに 400 種類の新たなアニメーションを追加しました。
Mover に、Simple Spring Walking Mode と Smooth Walking Mode という 2 つの新しい移動モードを追加しました。Simple Spring Walking Mode は、速度用と回転用の 2 つのシンプルなスプリングを使用してキャラクターの動きをシミュレートします。それぞれのスプリングは個別に設定することで、希望の滑らかさを実現できます。
Smooth Walking Mode は、より複雑な動作を使用してキャラクターの動きをより細かく調整できるようにすることで、従来の Character Movement コンポーネントと同様の動きを、より滑らかな速度と回転で再現できます。これらのクラスはどちらも、Simple Walking Mode から派生しています。Simple Walking Mode は、C++ またはブループリントで簡単に拡張して、カスタムの動作を作成できる新しい抽象基本クラスです。
また、新しいスマート オブジェクト レベルも追加しました。最初のイテレーションでは、スマート オブジェクトと新しいワープ機能に対する改善がどのように機能するかを紹介しています。さらに、GASP に基本的な NPC セットアップを追加し、ユーザーと NPC が複数の角度からベンチに座れるようにしました。これは、GASP の今後のリリースでさらに拡張していく予定です。
チューザーに新たに実験的機能のポーズ検索カラムが追加されたことで、チューザーとモーション マッチングがこれまで以上に緊密に連動するようになりました。
GASP に新しいスライド メカニクスを追加しました。メイン キャラクターが地面をスライドできるようになりました。テレインの傾斜に応じて速度を調整することもできます。これは、ブループリントを使用して、ユーザーが作成した新しい移動モードで Mover を拡張する方法を紹介するサンプルでもあります。
今後 Anim ブループリントの後継機能となる Unreal Animation Framework (UAF) への移行に伴い、複数のプロシージャル ノードをコントロール リグに移行し、コントロール リグと UAF のより緊密な統合の基盤を構築してきました。その第一歩として、5.7 で足の位置のコントロール リグ ノードを追加しました。
UAF について、現在の進捗状況の概要をお伝えします。
開発は順調に進んでいます。この新しいシステムは 5.8 で披露する予定です。5.8 のリリースまでお待ちください。5.7 では UAF を使用したサンプル コンテンツをリリースする予定でしたが、一部の要素の完成とイテレーションにもう少し時間が必要です。5.8 では、GASP のキャラクターを UAF のみを使用してセットアップする予定です。UAF は 5.8 においても引き続き実験的機能となりますが、製品版に向けて開発を進めており、十分な堅牢性を備えて、コミュニティの皆様にこの新システムを実際にご利用いただける予定です。