2020年7月2日

Mod をサポートするための新たな UGC Example プロジェクトとプラグインがリリースされました

作成 Chance Ivey

2017年に私たちは、『Robo Recall』とともに、カスタムの UE4 エディタを使うユーザー制作の Mod のためのサポートをリリースしました。このプロジェクトのソースコードが入手可能であるため、『Robo Recall Mod Kit』は、Mod のためのサポートを Unreal Engine によるゲームに追加するための見本となるとともに、エディタ用拡張機能を Unreal ベースの Mod キットに追加する場合の手本となりました。そのリリース以来私たちは、多数のゲームがユーザー制作のコンテンツ (UGC) とカスタムのエディタのためのサポートをともなってシッピングされるのを目にしており、それにより、熱意あるクリエイターたちは Unreal のパワーを引き出せるようなりました。本日、私たちは、『Robo Recall Mod Kit』と『Robo Recall』のために作られた多数の UGC 機能を軽量な抽象化を施してプラグインとしてリリースしました。同時に、サンプル プロジェクトを公開することによって、最新バージョンの Unreal Engine でこのプラグインがどのように機能するのかも紹介しています。
News UGC Body01
UGC Example プロジェクトには、SimpleUGC プラグインとスクリプトが含まれており、UGC を作成およびパッケージングするためのエディタ用拡張機能や、新たなコンテンツを発見および使用するためのヘルパー関数、実行時にアクタの交換を可能にするカスタムのコンポーネントなどを追加できます。
News UGC Body02
News UGC Body03
UGC Example は、公式の Epic Games GitHub organization に、導入時に役立つドキュメンテーションとともに置かれています (GitHub のログインと EpicID の紐付けが必要となります) 。このプロジェクトと Unreal Engine 4.25.1 以上のソースビルドを利用して、Mod 対応のゲームをさっそく作成してみましょう。

Mod 作成と Unreal Engine について質問はありませんか?フォーラムへの書き込みをお待ちしております。7月23日 (米国東部時間) の Inside Unreal ライブストリームでは、このトピックをさらに掘り下げて取り上げる予定です。