2018年11月9日
リアルタイムデザインツールの作成: McLaren による Datasmith での CAD インポートの自動化
スマートで高速な車で知られている McLaren Design は技術の最先端を走り続けています。最近、デザインチームは Epic Games とのコラボレーションによって Unreal Engine を使用するデザインツールを開発しました。様々な種類の車の構成をビジュアライズし、デザイナーを補助するアプリケーションになります。
このプロセスの一環として、部品データのインポートがありました。 Datasmith を使用して Unreal Engine にインポートし、各部品を正しく最適化して整理します。このプロセスについて説明した新しいホワイトペーパー Accelerating Data Conversion and Visualization: Automating CAD data preparation and real-time visualization using Unreal Studio がダウンロードできるようになりました。(2019年1月10日追記:ホワイトペーパーの日本語翻訳版「データ変換および
ビジュアライゼーションを高速化: Unreal Studio を使用した CAD データの準備およびリアルタイム ビジュアライゼーションでの自動化」もダウンロードできるようになりました。)

McLaren は CAD 形式での部品データの巨大なインベントリを持っています。これらのデータを Unreal Engine に移動させる際には、Unreal Studio でのインポート前に、注意深い準備が必要でした。McLaren は Unreal Engine 内での Python スクリプトの力を活用してインポートされる部品の分類をおこないました。そしてチームはブループリントを使って、デザイナが部品と仕上げをボタンクリックで切り替えられるようなユーザーインターフェースを作り上げました。
Epic Games のエンタープライズ チームのゼネラル マネージャーである Marc Petit は以下のように述べています。「Unreal Engine はリアルタイムでの意思決定を可能にするようにデザインされています。Python スクリプトの力と Datasmith を組み合わせることで、データ完全性を保ちつつも高速なソリューションを求める製造会社に柔軟なソリューションを提供できます。」

ホワイトペーパーをダウンロードして McLaren の手法を学び、 Unreal Engine を入手して、自分でもインポートを試してみましょう!