画像提供:Iron Galaxy Studios

Rumbleverse:大乱闘を繰り広げるバトル ロイヤル ゲーム

マルチプレイヤー向けのバトル ロイヤル ゲームが数多く存在する状況では、特色のある新しい作品で、リングに上り、競争相手をボディ スラムで投げ飛ばす必要があります。Rumbleverse は、最後の 1 人になるまで戦う一味違ったバトルで、銃を使わず、拳と足、そして戦闘技だけで戦います。

プレイヤーは大砲から発射されてグラピタル シティまでに飛ばされ、39 人の戦闘員と街中を舞台に大乱闘を繰り広げます。また、戦闘シーンでは、相撲技でビルから相手を叩き落としたかと思えば、今度は海に向かってジャイアント スイングするなど、乱戦必至のカオスなアクションが展開されます。

火器を使用しない戦場では、プレイヤーが本当に楽しめる白兵戦のシステムを構築することが成功の鍵となります。これこそが、Killer Instinct など著名な格闘ゲームを開発した実績を誇る Iron Galaxy Studios が、本作の開発に最も適したデベロッパーである理由でした。
 

大乱闘バトル ロイヤル

Rumbleverse は、格闘ゲームとバトル ロイヤルの融合であり、AAA タイトルの開発経験が豊富なスタジオの高い技術によって生み出されました。

Iron Galaxy は、業界トップ クラスのデベロッパーと組んで、BorderlandsBioshockThe Elder Scrolls といった人気の高いシリーズの機能や移植を提供するだけでなく、Iron Galaxy 独自のタイトルも一から制作しています。

Rumbleverse は、4 年間にわたり Iron Galaxy Studios が情熱を傾けたプロジェクトで、約 100 名のデベロッパーがこのゲームの開発に携わりました。その中の 1 人が、エンジニアの Alicia Cano 氏です。

彼女は次のように説明します。「チームは、マルチプレイヤー ゲームに喜びをもたらすような、ソーシャルな競争体験を作り上げるという具体的な目標を持って本作の開発をスタートしました。そこから、ゲームの舞台となる新しいワールドを制作し、街全体の戦いをサポートする新しいネットワーキング モデルを構築したのです」
銃器が登場しないことは、Rumbleverse がバトル ロイヤルというジャンルの他の作品と一線を画している重要な側面の 1 つです。Iron Galaxy は、自社の代名詞である格闘ゲーム Killer Instinct の戦闘システムの開発から得た教訓を、Rumbleverse に活かしています。

Cano 氏は次のように続けます。「Rumbleverse は、当スタジオが格闘ゲーム制作で培った経験がさまざまな点で活かされているだけでなく、その経験がさらに磨き上げられています。私たちは、より多くのプレイヤーに戦闘に参加してもらいたいと考えていました。縦スクロールの環境では、戦闘のバランスを取るのがはるかに複雑になりました」

Cano 氏は次のように付け加えています。「ですが、この縦方向の要素によって、プレイヤーはさまざまな戦闘方法を編み出し、他のプレイヤーを驚かせることができるようになりました。プレイテストで最も手ごわいチームメイトは、プラットフォーム ゲームを楽しんできたプレイヤーでした」
画像提供:Iron Galaxy Studios

大乱闘戦闘システムを作成する

Iron Galaxy は、多くの点で Rumbleverse で新境地を開拓しました。Iron Galaxy チームは、銃を使わない分、攻撃方法を新鮮で魅力的なものにする必要がありました。

Cano 氏は、最もプレイアブルな戦闘アプローチを見出すためにチームが行った驚くべきプロセスについて次のように述べています。「Rumbleverse の戦闘は、プレイテストを何度も重ねた成果です。私たちはこのゲームの良さを理解し、イテレーションを重ねました。目標は、カオス状態のような楽しい環境で、すべてのプレイヤーに戦うチャンスを提供することでした」
画像提供:Iron Galaxy Studios
また、チームは、プレイヤーが自分のレスラーをできる限り自由かつクリエイティブにカスタマイズできるよう手を尽くしました。Cano 氏は語ります。「キャラクターのカスタマイズは、Rumbleverse の非常に重要な要素の 1 つです。Rumbleverse では、すべてのプレイヤーが独自の Rumbler を作ることになります。プレイヤーが 1 つのスキンに縛られることはありません。装備やアクセサリーを組み合わせることで、自分自身や理想の自分を表現できるのです」
画像提供:Iron Galaxy Studios
ただし、これほどの大規模なマルチプレイヤー ゲームの開発は並大抵のことではなく、それはチームも認識していました。Cano 氏は次のように述べています。「このプロジェクトにおける最大の課題は、5 つのプラットフォーム、複数のモード、複数の異なるタイプのプレイヤー アカウント、最大 40 人のプレイヤーの対戦規模で実行可能なゲームを効率的にテストすることでした。これについては引き続き取り組んでいますが、デベロッパーがプレイをシミュレートするための自動化ツールやテスト ツールの開発が役立ちました」

Iron Galaxy は、Unreal Engine を使用して Rumbleverse を開発しました。チームはこのエンジンの使用経験が豊富で、以前のプロジェクトで自社で開発したさまざまな Unreal Engine プラグインを所有しています。「自社開発のプラグインを、最適化ツール、ビジュアル スクリプティング、クロスプラットフォーム サポートなどの Unreal の機能と併用できるので、Unreal を使用することに一切迷いはありませんでした」と、Cano 氏は語ります。

さらに、Cano 氏は次のように続けます。「Unreal Engine の 最適化ツール は、このプロジェクトで特に役に立ちました。計算負荷の高いドロー コールの視覚化、CPU パフォーマンスの確認、ゲームのメモリの調査など、Unreal Engine には強力なツールセットが揃っています。また、Unreal には、強力な開発者コミュニティと、頼れるフォーラムがあります」
画像提供:Iron Galaxy Studios

もっと楽しく、もっとカオスに

ユニークなアニメ―ションとユーモア満載の Rumbleverse は、他の多くのタイトルには見られない、昔ながらのゲームの楽しさが表現されています。そのため、このゲームにはすでに熱烈なファンのコミュニティが形成されています。Cano 氏は次のように述べています。「Rumbleverse の今後の方向性は、このロイヤルティの高いファン層からのフィードバックに大きく影響されます。

Rumbleverse は、時間とともに成長、変化させていきたいと考えています。新シーズンのリリースは、プレーヤーをあっと驚かせるチャンスです。そのたびに、新しいプレイ方法や新しい戦い方を提供したいと思います。これはほんの始まりに過ぎません!」

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