September 10, 2018

Datasmith for SketchUp でモデルに命を吹き込む

作成 Ken Pimentel

エピック ゲームズの Unreal Studio 4.20 に Datasmith for SketchUp が搭載されました。今後ユーザーがどのような利用の仕方をしていくのか非常に楽しみです。SketchUp のユーザーは、リリースした月からこのプラグインを取り入れ、新しく刺激的なスタイルのインタラクティブ リアルタイム コンテンツを作成しています。

そのようなユーザーの中に、カナダの建築会社 Turner Fleischer Architects Inc. があります。最近、Turner Fleischer は Datasmith for SketchUp を利用して、インタラクティブなコンドミニアムのプレゼンテーションをアンリアル エンジンで作成しました。設計に使う SketchUp には満足していたのですが、より高度なビジュアルをクライアントに展示したかったからです。 

「アンリアル エンジンを使うと、魅力とインパクトに満ちた、インタラクティブなウォークスルーが出来上がります」 (Turner Fleischer のマネージャー、Nick Bowker 氏)。「そのままなら面白みに欠けるモデルが生き生きとし、個性が際立ってくるのです」

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プラットフォーム選択の決め手

Turner Fleischer は、設計のために利用している SketchUp に習熟しており、同社の建築家に提供されるその柔軟性と創造のための操作性を高く評価しています。しかし、同社は、インタラクティブでフォトリアルな経験を提供することによってクリエイティブなビジュアルを示すだけではなく、クライアントがリアルタイムに同社の設計について調べ、話し合い、その全部を評価することができるようにするために、同社のサービスのレベルを向上させようとしました。

しかし、SketchUp のネイティブの出力はその条件を満たしていませんでした。そこで、Turner Fleischer は、同社の既存のパイプラインにつなげることができるプラットフォームがないか検討に入りました。新たなワークフローでは、設計のための SketchUp がそのまま残り、フォトリアル性・リアルタイム レンダリング・インタラクティブ性を実現できる新たな出力プラットフォームがそれにシームレスに接続されるのが理想でした。 

同社がビジュアライゼーションのためのプラットフォームを選択する際に考慮したファクタは、成果物のクオリティ、操作性、そして学習曲線でした。Unreal Engine Online Learning が容易に利用できることが、同社がアンリアル エンジンを選択するに至ったファクタの一つだったのです。 

「膨大な量の情報が誰もが簡単に使えるという利点が、プロジェクトのためのビジュアライゼーション プログラムとしてアンリアル エンジンを選択した主要な理由の一つでした」 (Turner Fleischer の デザイナー/テクノロジスト、Nebojsa Milutinovic 氏)

アンリアル エンジンは、同社にとって、Datasmith for SketchUp のリリース前から最有力候補でしたが、SketchUp からデータを簡単にインポートできなかったため、躊躇していた面もありました。しかしその後、Unreal Studio 4.20 の一部として Datasmith for SketchUp がリリースされ、契約は結ばれました。  

「Datasmith for SketchUp は、私たちのワークフローにアンリアル エンジンを取り入れるために欠けていた最後のピースでした。」 (Milutinovic 氏) 「これで、SketchUp で完成したモデルをアンリアル エンジンに楽に持ち込むことができるようになりました。メタデータもそのまま移行できます。」

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その後のワークフロー

同社のビジュアライゼーションとプレゼンテーションへの取り組み方は、Datasmith for SketchUp によって大きな影響を受けました。「Unreal Studio に備わっている可能性が分かってくると、私たちは勢いづきました。」(Bowker 氏) 「SketchUp による作業が効率面で強化された点は、私たちのクリエイティブなビジュアルを示す際に非常に大きな付加価値となり、資産となったのです。」

この新たなインポート プロセスの唯一つの瑕疵は、SketchUp のモデルをアンリアル エンジンにインポートした後にマテリアルを更新する必要があることだと Turner Fleischer は述べます。しかし、同社の建築家は、このような作業がワークフローに加わっても、充分実行するに値するプロセスであると見ています。 

「アンリアル エンジンにはマテリアルのための強力な基盤が備わっています。そのため、SketchUp からすでに読み込まれている状態であれば、素早い調整が可能となり、一層リアルな成果物を高速に産出することが可能なのです。」 (Bowker 氏)

Turner Fleischer は、今後予定されているプロジェクトを複数かかえています。これからも建築ビジュアライゼーションのためにアンリアル エンジンの可能性を追究していくことになります。「アンリアル エンジンがあれば、フォトリアルなライティングとマテリアルによって、実際に何かを建造しなくても空間的な様相をクライアントに視覚化できるようになります。」 (Bowker 氏) 「そして、作品を展示する私たちのサービスと能力も向上するのです。」 

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