Cory Williams 氏制作のおバカなワニが登場する子ども向け YouTube チャンネルが大人気

コンテンツ クリエイターの Cory Williams 氏は、愉快なコンテンツを制作して自分の人気 YouTube チャンネル「Just For Kids」で公開するという、夢のような仕事をしています。
 
Cory 氏の動画の主人公は Silly Crocodile (「おバカなワニ」) という名前の元気いっぱいのアニメーションのワニで、友だちとかくれんぼをしたり、ごっこ遊びをしたり、乳歯が抜けるといった日常の小さな困難を乗り越えたりと、視聴者と同じような生活を送っています。毎話、おバカなワニは画面外のナレーターと会話をします。ナレーターは物知りで優しく、おバカなワニの冒険を助けてくれます。
 
Just For Kids チャンネルは登録者 90 万人弱、動画数 80 以上 (視聴回数 100 万回超えの動画が複数)、定期的に新規コンテンツが追加されており、間違いなく成功しているチャンネルと言えます。

Cory 氏はこの成功の大きな要因について、自力で新しいアイデアをすばやくリアルタイムに実現できる自由を Unreal Engine によって得たことにあるといいます。

高速な独力パイプライン


おバカなワニというキャラクターは、Cory 氏が自分の子どものために作ったシンプルな木製のおもちゃが元になっています。「このキャラクターに不思議な力を感じました。このキャラクターが登場する楽しい物語ができたらどんなにすばらしいだろうとも。しかし、私にはアニメーションやその手の知識がなく、簡単にアニメーションを作るための方法を探していました」(Cory 氏)

そこで Cory 氏が考案したパイプラインは、自分でストーリーを書き、音声を入れ、Unreal Engine で氏が「安物」と呼ぶコントローラーを使っておバカなワニをアニメートするというものでした。どのエピソードも制作にかかる期間は数日で、すべての作業を Cory 氏が独力で行えるので、従来型のパイプラインよりも時間、費用共に大きく抑えられます。
Cory Williams sits at his desk working on a Silly Crocodile episode on his computer.
Courtesy of Cory Williams
Cory Williams’ cell phone as he records voiceover for a Silly Crocodile episode.
Courtesy of Cory Williams

子どもの心をつかむ


Cory 氏がリアルタイム ワークフローを高く評価している点は、コンテンツ生成の速度と簡単さ以上に、完成したコンテンツの即時性や新鮮さです。「Unreal で子ども向けコンテンツを制作する醍醐味は、子どもと通常とは異なるやりとりができることです。リアルタイムでやりとりができるので、同じ世界の中で生きているように感じられるリアルさがあります。とても素晴らしい体験です」(Cory 氏) 

Cory 氏はナレーターとして、各エピソードの中でおバカなワニと絶えず会話をします (おバカなワニを演じるのも Cory 氏です)。リアルタイムで自分に話しかけることで、従来の長いパイプラインでは不可能だった要素が加わっている、と Cory 氏は言います。 

「私はキャラクターとリアルな会話をしています。それがおバカなワニを特別にしているのだと思います。キャラクターを見ながら、そのキャラクターになれるのです。すばらしいことです」(Cory 氏)
A Silly Crocodile episode mid-edit in Sequencer in Unreal Engine.
Courtesy of Cory Williams
Cory 氏はトレンドにもすばやく対応しています。子どもに人気の検索トピックを月曜日の朝に知ったら、金曜日の午後にはそのトピックを取り入れた動画を完成させています。「Unreal Engine でリアルタイムに作品を制作できるようになりました。すべてが本当にリアルタイムです」と Cory 氏は言います。

Cory 氏はリアルタイム ワークフローを使ってプロセス全体を制御できるため、プロセスが満足のいくインパクトがあるものになっています。「すべて私の思いどおりにやっています。私の考えた話を、私のやりたいとおりに伝えています」
Landscape for Silly Crocodile episode in Sequencer in Unreal Engine.
Courtesy of Cory Williams