テンプレートに新機能「Variants」を追加
ファーストパーソン、サードパーソン、トップダウン、ビークルの各テンプレートに新たに Variants 機能を導入しました。これにより、さまざまなゲームプレイ スタイルに合わせたテンプレートを、よりスムーズかつ柔軟に作成、カスタマイズできます。
横スクロールのプラットフォーマー、オープンワールドのレース ゲーム、トップダウン型のストラテジー ゲームなど、用途に特化した出発点が用意されているため、プロトタイピングや開発をスピーディに進められます。
Variants 機能のオプションは、[New project... (新規プロジェクト....)] ウィンドウから選択できます。
パフォーマンス最適化
今回追加された Variants 機能は、開発ワークフローをより効率的に進められるように設計されています。さらに、テンプレート全体のパッケージ サイズも大幅に最適化、軽量化されており、Unreal Engine のダウンロード時間を短縮しつつ、機能面はより充実しています。これにより、開発開始から完成までの時間を加速度的に短縮できます。
下記で、それぞれのテンプレートで更新された事項をご紹介します。
共有リソース
新しいテンプレート バリアントに加えて、バリアント間で共有されるコンテンツもアップデートされています。
レベル プロトタイピングには、Nanite 対応の高品質メッシュや、ドア、ジャンプ パッド、物理ダミーといった新しいインタラクティブ要素が追加されました。
キャラクターの「Manny」と「Quinn」には最適化されたマテリアルが適用され、素手や武器装備時の状態を含む新しいアニメーション セット (ダッシュ、戦闘、被弾、死亡など) も用意されています。
入力システムには、テンプレート全体で共通して使える標準化された入力パックが導入され、モバイル向けのタッチ入力やウィジェットベースの仮想サムスティックにも対応しています。
武器も追加されており、ピストル、ライフル、グレネード ランチャーなどが新たに登場しました。テクスチャやマテリアルは最適化されています。