
B-737 製造工場にあるボーイングシティホールで行われたこのイベントでは、アンリアル エンジンがいかにボーイング社の様々なビジネス分野を助けているのか、そして他の業界でエンタープライズリアルタイムソリューションがどのように使用されているのか、という全体像が話されました。
最初の講演者は、ボーイング社の Training and Professional Services 部門のチーフテクノロジーオフィサーの Pete Boeskov 氏でした。Boeskov 氏は参加者に、自身の部門でどのようにアンリアル エンジンを活用し、トレーニングとシミュレーションに新しいパラダイムを持ち込んでいるかを説明しました。参加者の多くはアンリアル エンジンがこの部分で活用されていることを知らなかったので、この講演によって「どうやったら自分も参加できるのか?」といった熱い議論が起こりました。

次にエピック ゲームズのチーフテクノロジーオフィサー、Kim Libreri がデジタルヒューマンについて、そしてSpeed of Light も含む最新のリアルタイムレイトレーシングデモについて話しました。そして、 xR テクニカルディレクターの Nick Whiting が VR ユーザ体験を完璧なものにするために常に続けている開発の状況について講演しました。これは特にボーイング社にとって興味を引くものでした。パイロット向けのVRトレーニングにおいて、ボーイング社のソフトウェア システム エンジニアと技術者は100% 現実と一致したVRを目指しているからです。
この日の最後の講演者はオーストラリアのボーイング社からのゲストでした。ブリスベンの Boeing Research & Training でリサーチプログラムリードをしている Leighton Carr 氏が講演を行いました。Carr 氏のチームは NASA 向けのプロジェクトとして、アンリアル エンジンを使いケプラーの法則も完備した完全な太陽系のシミュレーションと宇宙船トレーニングツールを開発しています。
イベントの最後には、ボーイング社の参加者向けに自動者製造、建築ビジュアライゼーションに加えて、ブリスベンチームによる他のプロジェクトも使用したハンズオンが行われました。アンリアル エンジンに初めて触れたユーザーの皆様がそれぞれの部門やプロジェクトでのアンリアル エンジンの活用の可能性に夢中になる様子を見ることができて、とても嬉しく思いました。
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