Bohdon Sayre 氏はゲームディレクターとしてスタジオのリリース作品となるゲームプロトタイプに対してイテレーションを行いながら新テクノロジーの課題に取り組みます。コンピューターアニメーション経験があり、プロダクションパイプラインについて膨大な知識を持つ Bohdon 氏は Flight School Studio のなんでも屋です。スタジオのすべてのインタラクティブプロジェクトに関わって、技術面だけではなく、アート的なビジョンについてもすべての開発プロセスでディレクションを行っています。過去の作品としては、Diggs Nightcrawler、Island Time VR、エミー賞にノミネートされた Manifest 99、IGF Award ファイナリストの Creature in the Well などがあります。 Moonbot Studios の CTO としてアカデミー賞を受賞した The Fantastic Flying Books of Mr. Morris Lessmore のスタジオパイプラインを構築した経歴もあります。
Stonefly は、どこにでもあるロボット ゲームではありません。それはクリエイター Flight School Studio がどこにでもいるデベロッパーではないからかもしれません。テキサス州ダラス、カリフォルニア州ロサンゼルス、ケベック州モントリオールに分散した、アーティストと技術者の集団で構成される、Flight School Studio は、ゲーム、映画、AR、VR だけにとどまらず、メディアで未知のものを探し求めています。
最新プロジェクト Stonefly では、トップダウン型の、ピンボールの要素を取り入れた、ハック&スラッシュ、ダンジョン アドベンチャー Creature in the Well で学んだ教訓を基にしながら、その一方でロボット ゲームの典型を打ち破ることをチームは目指していました。自分探し、過去とのつながり、相互の信頼をテーマとする、ほのぼのとした穏やかなアクション アドベンチャーとして、表現された内容がここにすべてあります。
2021 年 6 月 1 日にゲームがちょうどリースされたので、このタイミングで Flight School Studio のゲーム ディレクター Bohdon Sayre 氏から、プロジェクトの原点、ゲーム エクスペリエンスの対象、よく練られた従来にないロボット ゲームの基礎として、どのように自然と虫への関心が働いたのかについて伺いました。
Bohdon Sayre (Flight School Studio ゲーム ディレクター):Stonefly には複数のキーとなる開始点があり、一見すると関係ないように見えますが、具体的なアイデアに発展させる方法で重要な役割を果たしました。かなり前に、ピンボールのようなゲームのプロトタイプを作っていました (Creature in the Well を開始する前です!)。そこにはとっておきたい、面白い部分がありました。Adam Volker (プロジェクトのクリエイティブ ディレクター) と私は、Creature in the Well の砂漠と機械の環境を作成した後なので、設定を緑の多い場所、自然に覆われたところにすることを考えました。すぐに決定したのは、小さな虫がゲームの敵として登場すること、多様なクリーチャーやその動作を楽しんでデザインすることです。ゲームプレイは、タワーディフェンス系あるいは、Dynasty Warriors のようなものまでも考えていました。さらにコア テーマとして物理要素に重点を置いていてCreature in the Well では、電気でした。今度のゲームでは、空気と風がすべてです。これらの組み合わせが、ゲームの初期プロトタイプにつながりました。シンプルなカプセルがジャンプして、気流を捉えます。小さな虫が這いまわり、突風で吹き飛ばします。
Flight School Studio の前のタイトルの一つ Creature in the Well は、トップダウン型の、ピンボールの要素を取り入れた、ハック&スラッシュ、ダンジョン アドベンチャーですが、ユニーク なゲームでもあります。このゲームの開発およびシッピング プロセスで学んだことで、Stonefly の開発に利用したことがあれば、それが何かを教えてください。
Sayre:多くのことがあり、すべて挙げるのは困難です。この 2 つのゲームは感じがまったく異なりますが、構造では共通部分がたくさんあります。Creature in the Well で獲得した経験のおかげで、Stonefly で多くの部分を達成できました。技術的な多くの経験により、一定のゲーム システムの構造を作成する方法で微妙な違いを生み出すことができ、安定性および多様性を高めています。ゲームのシッピングは独自のスキルで、ゲームの多様な要素で修正または再検討する必要があるとき、信頼性のあるパターンを把握することが、本当に重要です。リリースするときに、膨大な数の問題が見つかります。これを経験したので、2 番目の大規模なゲーム タイトルを計画するときに非常に役に立ちました。
創造性の点でも、Creature in the Well から多くのことを発見しました。完全に新しいタイプのゲームプレイをプレイヤーに教える点で同様の課題があり、新しいそれぞれの情報にどのようにプレイヤーが応答するのかを考えることは、Stonefly のオンボーディング プロセスを設計するときに役に立ちました。
Sayre:詳細情報は stoneflygame.com を確認してください。このゲームをプレイできるのは、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Xbox One、Nintendo Switch、PC で、Steam および Epic Games Store から入手できます。