©2023 Supermassive Games Limited

まばたき禁止:Supermassive の一瞬たりとも気の抜けない新しいホラー ゲーム Switchback VR

Brian Crecente
Will Doyle 氏は The Dark Pictures シリーズ のクリエイティブ ディレクターです。英国ゲーム業界のベテランである Will は、HotGen Studios、Frontier Developments や Supermassive Games などのスタジオで働いてきました。ストーリー ゲームを得意とする Will がホラーの大ファンだと聞いても、驚くことではありません。趣味の時間には、マウスとキーボードを 20 面ダイスとキャラクター シートに持ち替えて熱心なテーブルトップ プレイヤーに変身します。
Alejandro Arque Gallardo 氏は、Supermassive Games で Switchback VR のゲーム ディレクターを担当しています。2006 年にゲーム業界に入って以来、Alejandro がゲーム デザイナーとして取り組んだ作品は、PC 、モバイル、コンソールなど、複数のプラットフォームに及んでいます。オンラインのシューティング ゲームやレーシング ゲームからパズル、そしてオープン ワールド アドベンチャーまで、あらゆる作品に携わってきました。Alejandro は Supermassive に入社する前、賞を獲得したナラティブ ゲーム シリーズ、Life is Strange のシニア ゲーム デザイナーとして Square-Enix で働いていました。
まばたきしてはいけない。目を開けてはいけない。目をそらしてはいけない。見てはいけない。

これは悪夢のようなゲームの中の悪夢のような出来事です。

3月16日に The Dark Pictures: Switchback VR が PlayStation VR2 向けに発売されると、ゲーム中の目の動きをトラックできるというたった 1 つの新機能が次世代 VR ヘッドセットに搭載されたおかげで、ジェットコースターのようなホラー作品ではどこを見ればよいのかわからなくなるでしょう。

デベロッパーである Supermassive GamesUntil Dawn: Rush of Blood と同じく、Switchback は以前のゲームから最も恐ろしい瞬間を集めたレール式シューティングゲームです。Rush of Blood ではスタジオの有名なタイトル、Until Dawn に焦点を置いていましたが、Switchback では The Dark Pictures シリーズの第 1 部で目にした最も恐ろしいコンセプトから新しい恐怖を作り出しています。つまり、The Devil in MeHouse of AshesLittle HopeMan of Medan の場面やクリーチャーが登場する可能性があるのです。

Supermassive Games が過去の恐怖のカタログと Unreal Engine のデザイン機能の両方を利用してこの恐怖のジェットコースターをどのように作り出したのかを理解するため、Supermassive Games のゲーム ディレクターとクリエイティブ ディレクターから The Dark Pictures: Switchback VR についてお話を伺いました。
 

再び VR ゲームを開発しようと思った理由についてお聞かせください。 

Alejandro Arque Gallardo 氏 (Supermassive Games ゲーム ディレクター):
2016 年に初代 PlayStation VR で発売した Rush of Blood の成功後、現在 PlayStation VR2 として知られていますが、今後登場するハードウェアとその革新的な機能を知ってとても期待していました。アイ トラッキング、ハプティック フィードバック、そしてアダプティブ トリガーなどの新しい技術により、Rush of Blood の恐怖の精神を引き継ぐ作品を The Dark Pictures シリーズ に基づいて制作し、新しい世代の VR に提供できると考えました。

以前の VR ゲームで学んだ内容を、今回の最新作にどのように応用されましたか?

Gallardo 氏:
Switchback VR には新しいチームを用意し、2023 年に最も没入感のあるホラー体験の 1 つを VR2 に提供するために取り組んでいます。すべての知識をジェットコースターのような感覚を作り出す方法と VR 向けのホラーを作り出す方法 (これは、今までのようなゲームの場合とは異なります) に利用しました。

VR ゲームの制作を決めた後、最終的なコンセプトに落ち着くまでにどのようなアイディアを試されましたか?

Gallardo 氏:
Rush of Blood の成功とプレイヤーからの反応を受けて、私たちはこの The Dark Pictures シリーズ 全体を駆け抜ける非常に不吉な地獄のジェットコースターというゲームのコンセプトを更新したいと考えました。The Dark Pictures の経験があるため、ゲームの範囲は非常に広くなり、私たちの最新作である The Devil in Me に登場する Dumet の殺人トラップを導入する方法など、チームからはたくさんのアイディアが集まりました。また、これはスタンドアローンの作品としてオリジナルのストーリーを作り (The Dark Pictures シリーズ の影響はあります)、事前知識がなくても遊べるゲームにすることにしました。
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最大のヒットとなった The Dark Picture シリーズ の第 1 部でジェットコースターに乗っているような感覚を作成することにした理由についてお聞かせください。

Will Doyle 氏 (Supermassive Games クリエイティブ ディレクター):
Rush of Blood は私たちにとって PSVR で大成功を収めた作品になりましたが、Switchback は PS VR2 向けにその精神を引き継いだ作品です。この数年、私たちは Dark Pictures の悪役、超自然的な脅威、恐ろしい場所などを使用して豊かで想像力に富んだ世界を構築してきました。Switchback のおかげでその世界をもう一度訪れることができるようになりましたが、最も重要なことは、ファンをその中に入れることです。最も恐ろしいもののいくつかを、間近で見ることができるでしょう。

ゲームの舞台をジェットコースター上にした理由をお聞かせください。

Gallardo 氏:
VR では没入感が重要となります。PlayStation VR2 の革新的な新機能により、ハプティック フィードバックを使用してジェットコースターの動きを感じることができるため、より向上したジェットコースターのエクスペリエンスを提供できることがわかっていました。もちろん、プレイヤーはどんなに恐ろしくてもゲームを進めなければなりません! 

初めての Dark Pictures の VR ゲームの制作で直面した課題はどのようなものでしたか?また、Unreal Engine はその解決にどのように役立ちましたか?

Gallardo 氏:
プロジェクトの開始時から、Epic との関係は素晴らしいものでした。新技術に対するサポートを迅速に実装し、FireAnt プラグインへの継続的な更新により、進化する技術で直面したあらゆる技術的な問題を克服するのに役立ちました。また、継続的な技術サポートにより、実装された新機能やこちらのエンジニアが発見したブロッカーに対して非常に素早く対応してもらうことができ、プロダクションも非常にスムーズに行うことができました。

Switchback に登場する第 1 部の作品のシーンやクリーチャーは、どのようにして決めたのでしょうか?

Gallardo 氏:
調査とプレイヤーのフィードバックから、身の毛もよだつ変身がプレイヤーの脳裏に焼き付いて離れない Man of Medan のストーカー、Sailor Girl など、みんなが飛び上がったり、不安な気持ちになったりするものを特定しました。また、キャラクターの多くは恐怖症に基づいて考えられています。たとえば、仮面を付けたマネキンは人間のような姿をしたものを恐ろしく感じるオートマトン恐怖症に基づくものです。 

PS VR2 の視力を最大限に活用するためには更新が必要になるものについて、どのような作業を行われましたか? 

Gallardo 氏:
PS VR2 の視力は非常に素晴らしいため、私たちはゲーム内のアセットをその基準に引き上げるための作業を行いました。そのためには数多くの 3D アートを作り直し、PS VR2 の品質に適していることを確認する必要がありました。
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PS VR2 には本当にクールな機能がいくつもありますが、それをゲームに取り入れられているようですね。たとえばアイ トラッキングをどのように使用しているのか、少し詳しくお聞かせください。

Gallardo 氏:
「まばたき禁止」は、まばたきしている間に敵が飛びかかってくるという意味です!これには、プレイヤーに向かって走ってこようとする姿の仮面を付けたマネキンから、襲いかかってこようとする 17 世紀の魔女狩り刑の木製の再現品まで、さまざまなものがあります。アイ トラッキング機能はプレイヤーが見ている場所を正確に追うため、プレイヤーが見たときに攻撃する敵もいれば、見ていなくても攻撃する敵もいます。また別の敵はまばたきをすると数が増えるため、目を閉じればどうにかなると考えている方は考え直してください!3D オーディオによって敵が耳元で囁き、ヘッドセットの振動で敵に触られているように感じることでしょう。

PS VR2 のヘッドセット フィードバックについて教えてください。

Gallardo 氏:
殺人ホテルで落下する梁やひっくり返るバス、吊るされた犠牲者を避けて進みます。ヘッドセットの振動により、そのすべてを感じ取ることができます。

PS VR2 のコントローラーにはハプティック フィードバックとアダプティブ トリガーがあります。それらの機能をどのようにしてゲームに取り入れたのでしょうか?

Gallardo 氏:
これはシューティングアクションホラー ゲームのため、アダプティブ トリガーはすべての銃で使用されています。プレイヤーはウージーやショットガンなど、武器の独特の振動や反動を感じ取ることができ、突然物陰から現れる恐ろしい敵に向かって撃つことができます。

プレイヤーはハプティック フィードバックをしっかり感じることにより、カートがスピードを出して進む中で現れるすべての突起物、カーブ、方向転換、降下に耐えることになりますが、そのおかげで本当にジェットコースターに乗っているような気分になります。
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オーディオはホラーで大きな役割を果たします。PS VR2 では PS5 の次世代ハードウェア アクセラレーションによるバーチャル空間 3D オーディオが使用されています。ゲームのオーディオにはどのようなことが期待できるでしょうか?また、空間オーディオはどれくらい使用されていますか?

Gallardo 氏:
プレイヤーは列車に乗って旅に出ます。後にその列車は衝突し、燃える車両にはたった 1 人、嘘の母であり私たちが敵対する主要キャラクター、Belial という名前の悪魔が残ります。旅の間は妹と電話で会話する声が聞こえますが、それは Belial が真似しているものです。彼女は片方の耳元で囁いたかと思うと、次には反対側に移動したりします。また、恐怖の中を進んでいくと、奇妙で恐ろしい音も聞こえてきます。 

ゲームの設計を行う際に苦労したことで、ご紹介いただけるものはありますか? 

Gallardo 氏:
私たちにとって最大の課題の 1 つは、ジェットコースターのセクション後や、プレイヤーが武器を持って非常に強くなった気がするフル アクション シーケンス後のホラー シーンをどのように作るかということでした。そこで、私たちはそれらのすべての瞬間から情報を集めて整理しました。それにより、たとえば顔のない敵が詠唱している教会へ入る際は銃を外させたり、古代の寺院にある灯りをすべてなくして耳を使って敵が来る方向を気づかせたり、まばたきした時だけ目の前に敵が現れるようにしたりすることができます。

PS VR2 のオプション機能は別として、ゲームはチームの才能あるデザイナーやライターに大きく依存します。Switchback では、ゲームのパスがいくつもあり、同じ道をたどることはできないことになっていますが、それはどのようにして実現したのですか?

Gallardo 氏:
プリプロダクションの初めからプレイヤーにとって非常にユニークなエクスペリエンスを作りたいと考えていました。そこで、視線に基づいてさまざまなイベントを発生させるアイ トラッキング技術を使用して、それを実現しました。たとえば、まばたきをするとそこが血だらけになる場所や、特定のフレームを見ると悪魔が現れる場所などです。

より充実したエクスペリエンスにするため、プレイヤーが進みたい方向を選択できるブランチ トラックを追加しました。それぞれのトラックは、お互いにまったく異なるエクスペリエンスとなっています。
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Switchback はシリーズのメイン作品の 1 つだとお考えですか?

Doyle 氏:
Switchback VRThe Dark Pictures の世界の中にあるもので、各レベルはシリーズの第 1 部に基づいています。The Dark Pictures シリーズ のゲームと同様に、他の作品をプレイしたことがなくてもそれぞれ単体でプレイすることができます。ただし、コアな Dark Pictures ファンにとってはいつものように、各ゲームからの隠れキャラクターがいて、The Curator がメモを見たり書いたりしている姿を見ることができるでしょう。

The Dark Pictures シリーズ は、シネマティックなエクスペリエンスとグループで楽しむことができる機能が、その恐ろしいストーリーテリングと同じくらいに有名です。プレイヤーでない人たちも楽しむことができる Switchback の VR エクスペリエンスを思いつくことは可能でしたか?

Gallardo 氏:
この共有体験と飛び上がるほどの恐怖を何も知らないプレイヤーのみなさんにお届けできるかと思うとワクワクします。そして、みなさんがお友だちや家族に試してもらいたくなるようなゲームになることを期待しています。VR の超リアルな感覚が地獄のような世界を走り続けるジェットコースターに乗っていることによる絶対的な恐怖と混ざり合い、それが最悪の恐怖心をあおり、最高に面白い反応が見られるでしょう。
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この作品が Dark Pictures 第 1 部の総仕上げのようなものだとお考えですか?

Doyle 氏:
これは、プレイヤーが The Dark Pictures シリーズ 第 1 部のすべてのゲームを楽しむことができる包括的なエクスペリエンスになります。シリーズを知っている方にとっては、この作品で自分たちのストーリーの最前列に座り、自分たちが生き延びることができるのかを確認できます。また、The Dark Pictures シリーズを試してみたいと思っていた方にとっては、最高の入門作品となるでしょう。The Devil in Me は第 1 部の最終タイトルでした。Switchback VR は第 1 部のまとめとなるエクスペリエンスになりますが、第 2 部ではさらに多くのものをお見せできることをとても楽しみにしています。恐ろしくエキサイティングなものになりますよ!

ホラー ゲームの 1 シーズンを終えて、人びとを怖がらせる方法やインタラクティブなストーリーに人びとを感情的に引き込む方法について、何か学ばれたことはありますか?

Doyle 氏:
たくさんのことを学びました。よいホラー ストーリーを作るには、常にキャラクターへの感情移入が必要です。彼らが生き延びるためにどの糸にしがみついているかを知っておく必要があります。人びとを怖がらせることについては、私たちが常に心掛けていることとして、恐怖へとつながる緊張の高まり、ショックの前に訪れる静けさ、恐怖をかり立てる音楽の使用といったテクニックがあります。ある意味、音楽、ライティング、不吉なムードのカメラワークを使用して怖がらなくてはならない場面を知らせることができるため、恐怖が訪れる瞬間のプレイヤーはその恐ろしいと思うゾーンに入っています。

他にも何か Dark Pictures Switchback VR について付け加えたいことはありますか?

Gallardo 氏:
Switchback VR は現在、PlayStation ストア限定で予約受付中です。ご予約いただくと、発売時に 2 つの新しい銃、改造版の骸骨カート、カート用骸骨バブルヘッドが手に入ります。

米国の PlayStation ストアは こちらからご予約ください。 
英国の PlayStation ストアは こちらからご予約ください。

お話を聞かせていただき、ありがとうございました。Supermassive や Dark Pictures Switchback VR についての詳細は、どこで確認できますか?

Gallardo 氏:
The Dark Pictures: Switchback VR についての詳細は、Supermassive Games をソーシャル ネットワーク の FacebookTwitterInstagramTikTok でフォローしていただくと、最新ニュースが手に入ります。

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