July 18, 2018

Unreal Studio 4.20 ベータ版が公開されました!

作成 Ken Pimentel

Unreal Studio 4.20 ベータ版が公開されました。この新バージョンでは、数か月にわたり、ベータ版ユーザーのみなさまからいただいたフィードバックを反映しました。エクスポート、インポート、アンリアル エンジンでの編集を簡単かつ迅速にする、多くの新機能があります。

Unreal Studio は、3D モデルを DCC ツールからアンリアル エンジンにインポートするためのエピックのツール スイートです。Unreal Studio の旧バージョンには、3ds Max との間でエクスポート/インポートするためのプラグインや、20 以上の CAD プログラムからアンリアル エンジンにデータを直接インポートするためのツールがありました。

Unreal Studio 4.20 では、旧バージョンのツール スイートに加えて、次の重要な機能を提供します。
  • 非破壊的再インポート
  • メタデータのエクスポージャ
  • Datasmith の SketchUp への対応
  • アンリアル エンジンでのメッシュ編集
ほかにも、CAD の 2 パス インポート、オブジェクト単位のテッセレーション、MDL のサポート、LOD 用の拡張可能な Python スクリプトなど、多数の改善点があります。

詳細な情報については、こちらをご覧ください。

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非破壊的再インポート

アンリアル エディタでシーンに加えた変更が維持され、再インポート時に必要に応じて再適用されるようになりました。以前のリリースでは、アンリアル エンジンにデータをインポートしてから変更したパラメータは、Datasmith で記録されていませんでした。このリリースでは、ソース データが変更されたために再インポートを行う場合に、アンリアル エンジンでの変更内容が維持されるようになりました。

メタデータの公開

3ds Max のユーザー定義のオブジェクト プロパティが、Datasmith によってアンリアル エンジンに取り込まれます。3ds Max で手入力されたデータにも、Revit からインポートしたデータにも対応します。Datasmith を SketchUp に対して使用する場合や、一部の CAD インポータでは、オブジェクト単位のメタデータも取り込まれます。

アンリアル エンジン内でメタデータが公開されアクセスできるようになったため、さまざまなワークフローが可能になりました。たとえば、Python スクリプトで、ヒンジやドアノブなど、特定のタイプのメッシュをすべて検索し、単純化できます。また、ランタイム時に特定のメッシュが選択されたときに、メタデータを使用して関連情報を表示することもできます。

Datasmith の SketchUp への対応

Unreal Studio 4.20 では、Datasmith が SketchUp をサポートします。カメラ、マテリアル、ジオメトリのアンリアル エンジン アセットへの自動変換、法線の自動検出、レイヤー、グループ、コンポーネント、ユニット、スケール、回転軸、インスタンスのサポート、アンリアル エンジン内でのメタデータの公開など、期待される機能を一通り提供します。

アンリアル エンジンでのメッシュ編集

Unreal Studio の以前のリリースに対して、インポートしたメッシュをアンリアル エンジン内で編集する機能のご要望をいただきました。この機能は、ネイティブ パッケージ内のソース データにアクセスできないために再インポートができない場合に、特に便利です。

最新のアンリアル エンジンには、一連のメッシュ編集ツールが含まれます。面のデタッチ/削除、法線のフリップを手動で行うことが可能です。

その他の機能
  • アンリアル エンジンで、1 つの Datasmith シーンについて、複数のインスタンスを利用できるようになりました。また、アクタがサブレベル間で移動できるようになりました。再インポートされた変更があっても移動できます。
  • 3ds Max に対する Datasmith の利用について、次の点が改善されました。カスタム ピボットをサポートします。オブジェクトのインポート時の命名が改善されました。Datasmith インポート ファイルのドラッグ&ドロップに対応するようになりました。
  • Datasmith の CAD インポータが、2 パス インポートを実行するようになりました。これによって、インポート後にオブジェクト単位でテッセレーションを調整できるようになりました。また、ジオメトリが実際に読み込まれる前に Python/ブループリントでアセンブリのどの部分を処理するかについて、制御できるようになりました。
  • スクリプト機能で、LOD を自動化する拡張可能な Python スクリプトを提供します。
  • Datasmith Rhino インポータが大幅に改善されました。Rhino レイヤーの UE4 レイヤーとしてのインポート、ブロックやネスト階層のサポート強化、オブジェクト/レイヤー/親ルールに応じたマテリアルの割り当てなどの点が改善されました。
  • MDL:NVIDIA の MDL マテリアル ファイルのインポートがサポートされます。
みなさまからのフィードバックのおかげで、この最新リリースがこれまでで最高のものになりました。ありがとうございます。Unreal Studio 4.20 を今すぐダウンロードし、優れた新機能をぜひご活用ください。

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