2018年3月19日

UE4、Magic Leap One™ のサポートへ

作成 Chance Ivey

エピック ゲームズは、アンリアルエンジン 4 (UE4) が Magic Leap One™: クリエイターエディションに対応することを発表しました。このクリエイターエディションは、Magic Leap 社によるパーソナル空間コンピューティングのプラットフォームに向けて早期に開発するためのソフトウェア ツールキットを構成しています。今回のサポートはエピック ゲームズと Magic Leap 社の広範囲に及ぶパートナーシップの一環として実施されました。

Magic Leap は、プラットフォームとその開発リソースを公開し、ローンチに向けて本日新たな一歩を踏み出しました。個人やチームとして Creator Portal でサインアップすると、Lumin SDK にアクセスし、Magic Leap エコシステムの最新情報を入手することができるようになりました。

既に世界的なコンテンツ クリエイターが UE4 を使って Magic Leap One に向けた開発を始めています。エピック ゲームズの他にも、UE4 を使って Magic Leap に向けのコンテンツを開発し始めたスタジオには、FramestoreILMxLABSchell Games、Peter Jackson 監督の Wingnut AR が挙げられます。
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Magic Leap One™: クリエイターエディション
エピック ゲームズは Magic Leap One ハードウェアの開発サポートと合わせて、UE4 のドキュメント、Magic Leap One のユニークな機能を紹介するための堅牢なサンプル プロジェクト、Lumin SDK を使ってコンテンツを作成するためのカスタムの Unreal Editor など一連のリソースを公開しました。
ML_Launcher.png

上記のリソースは、 プレビュー ドキュメント からご利用いただけます。カスタムのツールセットは、エピック ゲームズ ランチャーの [Unreal Engine] タブから入手可能です。または、GitHub のアンリアル エディタのソースからビルドできます。Magic Leap One のフルサポートは、今夏リリース予定の Unreal Engine 4.20 で搭載されます。

UE4 に備わることになる Magic Leap One のためのサポートには以下の機能があります。
  • ヘッドトラッキング
  • アイ トラッキング
  • ジェスチャーおよびハンド トラッキング
  • 空間スキャンとメッシュ化
  • 立体音響
  • マイク入力
  • 6DOF ハンド コントローラー (Totem (トーテム)) トラッキング
  • Vulkan と OpenGL のサポート
  • UE4 によるデスクトップおよびモバイルのフォワード レンダリング パスの使用
「アンリアル エンジンは長年、世界トップ クラスのゲーム スタジオが頼りにしてきた開発エンジンです。今回のエピック ゲームズとの提携によって、多くのクリエイターが次世代コンピューティング プラットフォーム、Magic Leap 向けコンテンツの制作に参加することになるでしょう」 Rio Caraeff 氏 (Magic Leap の CCO)。

「Magic Leap は、ハードウェアの飛躍的進歩とソフトウェアのコンビネーションにより、正に魔法のようなものを作り出しました。これは来るべき空間コンピューティング革命の大きな一歩です」 Tim Sweeney (エピック ゲームズ創設者で/CEO)