2015年7月9日

アンリアル エンジン 4 による輝きで一新した AIPD

作成 Brian Sharon

近年、インディ シーンには楽しいツインスティック シューティングが突然登場していますが、Artificial Intelligence Police Department のように注目を浴びているものはまだ少ないようです。

Blazing Badger はフランクフルトを拠点にするデベロッパーです。かつて試験的なインディータイトルだった Artificial Intelligence Police Department (略して AIPD ) を、プレイヤーによるカスタマイズとインタラクションをしっかりとデザインの中心とすることで、必死に高得点を出したくなるゲームに一新しました。

「自分だけの体験を作成し、自分にぴったり合うようにゲームの難易度を調整することがかなり自由に行えるので、プレイヤー達は撃沈しなくてすみます」とデザイナーの Sascha Wagentrotz は PCGamesN に語ります。「難しすぎるゲームはプレイヤー達に好まれないんです。そこで我々は、『それならゲームのデザインそのものをプレイヤー達が変えられるようにすればいいじゃないのか』と考えたんです。」

Blazing Badger はプラットフォームがオープンなアンリアル エンジン 4 を AIPD に採用しました。UE4 のソースコードへのアクセスはデベロッパーにとって重要で、これは「現時点では他のエンジンでは行われていない」のです。

AIPD スクリーンショット 1

AIPD は 10 万以上のルールを組み合わせることが可能で、アンリアル・エンジン 4 のおかげでデザイナー達は創造性を十分に発揮することができます。エンジンには直観的で非常に柔軟なブループリント システムが装備されているので、チームはプログラマーに相談しなくても機能を実装することができ、デザイナー達が本当に好きなデザイン作業に集中することができます。

形状と色が入り組んでキラキラとスクリーンに広がる AIPD には思わず目を奪われてしまいます。UE4 が生み出したユニークなエフェクトです。

「このような発光色のマテリアルを輝かせるシーンに、アンリアル・エンジン 4 はまさにぴったりです」と Wagentrotz 氏は話します。

AIPD スクリーンショット 2

指向性ライトがゲームをステージするというよりは、例えば太陽が輝くように、オブジェクトに本来備わっているネオンの温かみが、他のゲームでは完全にノーマークの部分まで照らしています。

Artificial Intelligence Police Department という名前ではありますが、デザインと制作の両方において、人間のインプットの投入によって改善されてきました。

ゲームはこの秋リリース予定です。Blazing Badger の詳細は、 http://www.blazingbadger.net/Facebook および Twitter でご覧ください。