2015年10月5日

Oculus Connect 2 が終了

作成 Chance Ivey

先日ハリウッドで開催された第 2 回 Oculus Connect には多くのデベロッパーが集結し、最新の VR コンテンツを体験したり、目新しい媒体を使ってエキスパートから指導を受けたり、または Oculus およびパートナーの今後の作品を見て回りました。 

Oculus Story Studio が手掛けた印象的なショート フィルム 「Henry」 から、エピック ゲームズの最新 VR デモ 「Bullet Train」 まで、会場のフロアもステージ上もアンリアル エンジンで一杯でした。

水曜日に、最新の VR アトラクション体験を求めてやってきた仮想現実の熱狂的なファンの長蛇の列は Loews Hotel まで続きました。このようなことは初めてです。アンリアル エンジンを使用して制作されたタイトルの中には、前述した Henry の他に、Oculus 社の画期的な内部プロジェクトである Toybox もありました。

hENRY

午後には、CCP Games がステージ上で主力製品である GearVR ゲームの Gunjack を紹介し、モバイル VR プラットフォームをターゲットにして自分でゲームを制作する際に役立つアドバイスを観客に対して行いました。 

ccp

その後、ZeroTransform から Jake Kaufmann 氏と Justin Moravetz 氏が オーディオ中心の VR 体験の制作についてトークを行い、彼らの Unreal Dev Grant 受賞作 NUREN:The New Renaissance を披露しました。ホールでは、Minority Media の Patrick Harris 氏が、UE4 による VR ゲーム Time Machine の制作中にチームが学んだ教訓をを紹介しました。

nUREN

夜になると、Oculus の Kenneth Scott 氏と Per Vognson 氏により、昨年の Oculus Connect 用にアンリアル エンジン 4 で作成した初めての Crescent Bay デモについて、非常に濃い内容のトークが行われました。彼らのデザイン アプローチはツールと組み合わさって、いたる所で見事な体験を生み出すことができました。 

木曜日は Oculus チームが毎年恒例の基調演説を行い、熱気はピークに達しました。エピック ゲームズの創業者 Tim Sweeney も Oculus CEO の Breandan Iribe 氏と一緒に、最新の Oculus Touch コントローラーを使って Bullet Train を紹介しました。

基調講演

そして参加者も実際に Bullet Train を手に取ることができ、誰もが夢中になりました。EngadgetThe Verge を含めた誰もが、これを使えば VR デザインと入力の使用が上手くいくだろうと実感しました。 

木曜日もまた、アンリアル エンジンのデベロッパー達からのトークが満載でした。Kite and Lightning の Ikrima Elhassan 氏が VR での映画制作に関するパネル ディスカッションに加わり、Oculus が Toybox の制作について語り、Oculus Story Studio は映画制作のプレゼンテーションのベースに Henry を使いました。我々がお世話になっている Penrose Studios もまた、 モバイルが中心となる次作の VR ゲーム ROSE を発表しました。

カンファレンスも終盤の金曜日、我々チームはデベロッパー達と交流しながら、より見栄えがよく、より高性能な VR プロジェクトを作成するコンセプトについて、いろいろ意見を交わしました。 

NickD

Oculus Connet 2 は活気溢れる楽しいひと時でした。終わってしまって寂しいです。ショーに接続できない場合は、フォーラム までご一報ください。