2018年6月26日

ラーニングプラットフォーム Udemy に「アンリアル エンジン 4」の 新コースが公開中!開発者に要注目!

作成 Jacqui Pitts

ファーストビューとコントロールが大事な要素なかなか見逃すわけにはいけません。そこで、メニュー、ダイアログ、HUD デザインや会話画面に至るまで「アンリアル エンジン 4」の「Unreal Motion Graphicデザイナ」(以下:UMG)ツールで作成することができます。この機能はユーザーのゲームコントロール、設定、などに大きく関わるため、UMGを学んで行きたい開発者は多いでしょう。
大切なUIツールをマスターしたい開発者に有料ラーニングプラットフォーム Udemy に新しく導入された講座を本日紹介致します。本コースを受講することで、エンドユーザー体験をレベルアップさせることはできるはずです。

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コースタイトルは『学ぶゲーム系UI・HUDデザイン - Unreal Engine 4 UMG/Widget 入門』です。メニューの作成方法、テキスト、ボタンの各種表示方法などの基本操作も学ぶことができます。

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2002 年から遊技機メーカーとゲームメーカーに長く勤務され、2014年からアンリアル エンジン 4を利用することになった立石先生(コースでのニックネームは「たす」と呼ばれます)がわかりやすく解説しています。UMG と Widget について知識を身に付けたい方々にぴったりのコースとなります。

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立石先生にコースについて下記の質問をさせていただきました。

1.) こちらのコースはどんな人たちが受ければ良いでしょうか?

ブループリントの基礎がわかるようになり、 アンリアル エンジン 4を使ってゲーム作成をはじめた開発者の方や アンリアル エンジン 4を使用してデザイン部分を作成されている方など UIやHUDをこれから作成していこうとされている方を対象にしています。 また、UMGの復習目的の方も対象にしています。

2.) 大きく学ぶことは何でしょうか?

UMGの基礎的な使い方や表示方法、 ボタンやスライダーの配置や取得、 レイアウトの調整方法や入力の受け取り方等、 UI等を作成していく上で使用する頻度の高い箇所を中心に基礎を学ぶ事ができます。 また応用として、コースを進める際に使用したボタン等を利用してのダイアログ表示や シンプルにではありますがゲームで作成する頻度の高い会話シーンのパーツ作成までを学ぶことが出来ます。

3.) なぜUMGについてコース作ろうと思いましたか?

UIやHUDはゲーム作成をする際に、あまり避けては通れない箇所だと思うのですが これまでそこに特化した講座等をあまり見かけませんでしたので 少しでも助けになれば、と思い作成しました。 また、フェード処理や、応用編としていますが会話シーン等、 いろんなゲームで必要になる可能性がある箇所の共有が出来ればという思いもあります。

4.) コースに2014年からアンリアル エンジン 4を使い始めたのことですが、なぜ「アンリアル エンジン 4」を利用するようにしましたか?

UnrealEngine自体の存在は知っていましたので興味はありました。 ただその当時はまだ一般公開されておらず、2014年に公開された時に、「ついに!」と思いました。 すぐには使用せず少し情報を集めていたのですが、 その時点で使用されている方々が楽しそうでしたので、自分も楽しもうと使い始めました。 ブループリントやエディタでの作りやすさもあり、それから現在まで使用しています。

5.) 現在個人活動は何か行なっていますか?

はい。個人プロジェクトとして、まだ公開まで少しかかりそうですが Oculus GO 等に向けたVRコンテンツとそれとは別にPC用のゲームを開発中です。

立石先生は6月27日(水)大阪と7月13日(金)東京で行われるGame Tools & Middleware Forum (GTMF) の『Meet-Ups』セッション「ゲームエンジン時代のフリーランスゲームプログラマとして」に登壇する予定です。

コースは現在Udemyに投稿されていますので、奮って受講してください!