2017年9月27日

Unreal Engine 4 マテリアルデザイン入門 第2版が登場!

作成 kanamai

アーティスト向けに、Unreal Engineのマテリアルを解説する本の改訂版が発売されました。
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「Unreal Engine 4 マテリアルデザイン入門」は、マテリアルを現場で身に付けていった著者が、点と点の知識が線繋がるまで遠回りした自身の経験から、効率よく理解を深めることができるよう工夫を施した構成で解説されています。また、より理解を早めることができるように、マテリアルの組み方に加え、裏付けとなる知識まで踏み込んた解説も盛り込まれた内容となっている。

解説される内容は、背景アーティストである著者が開発現場から学んだことであるため、実践的に活用することができる作例をベースに書かれており、「アーティストにわかりやすく」をモットーに仕上げられている。そのためマテリアルを理解したいアーティストは期待が高まることでしょう。

しかし対象がアーティストとはいえ、マテリアルを学習していくための基礎知識が習得できる内容でもあるため、レベルデザイナーやプログラマの方も是非、手に取っていただきたい。

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「Unreal Engine 4 マテリアルデザイン入門 第2版」の発売にともない、著者より読者の皆様へのメッセージをいただきました!

マテリアルと仲良くなるための手助けができればとおもい執筆した本ですが、 皆様から好評価を頂き、今回第2版を発売することができました。ありがとうございます!!
第2版は4.17の最新の情報が追加されていますので、新しいユーザーの方も手に取りやすくなっていると思います。
マテリアルは様々なグラフィックの表現をサポートしてくれる存在ですので、 新規ユーザーの方も、まだマテリアルに触れてないかたもこの本をきっかけに仲良くなってくれたらうれしいです!

  (茄子 氏)

本書はアーティストにも扱いやすいUE4のマテリアルをベースに解説していますが、考え方自体は多くのPBR対応エンジン、レンダラーに対応しています。
これからPBRをやっていきたい、という方はUE4でなくとも参考になるかと思いますし、本書を読めばUE4のマテリアルの扱いやすさも理解できるでしょう。
また、非アーティストの方であれば、アーティストが何を考えてアセットを作成、調整しているのかを知る良いきっかけになるでしょう。
私は本書をお手伝いがきっかけでSubstanceやHoudiniを触り始めました。
このようなきっかけを与えてくださった茄子さん、UE4の開発・サポートを行うEpic Gamesスタッフには大変感謝しております。
そして、本書を手に取っていただいた皆様にも最大限の感謝を。
是非、マテリアル制作を楽しんでください!
(もんしょ 氏)


なお、今回紹介した「Unreal Engine 4 マテリアルデザイン入門」は、Unreal Engine の基本操作や基礎知識はあまり解説がないため、一から学びたい人は、「Unreal Engine 4 で極めるゲーム開発:サンプルデータと動画で学ぶUE4ゲーム制作プロジェクト」がお勧めだ。

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