2020年3月9日

Twinmotion 2020 は新しいレベルのリアリズムとさらに多くの新機能を提供します


ついにTwinmotion 2020.1がリリースされました!わずか数回クリックするだけでCADやBIMモデルをさらに説得力のあるビジュアライゼーションと没入感のある体験に変え、プレゼンテーションとレビューの新しいオプションを提供する新機能が満載です。

強化されたライティングとレンダリング

Twinmotionを開くと直ちに、シーンの見た目の品質が向上していることにお気づきになるでしょう。間接ライティングを追加するスクリーンスペースグローバルイルミネーション(SSGI) と、ベースライン設定の改善によって物理的なライトにより厳密に適合する、完全に作り直されたライティングとシャードウィング システムのお陰で、シーンの外観がより高品質になりました。

屋外シーンでは、新しい物理ベースの大気にある太陽と空が、美しい夕日を含め、様々な場所や季節や時刻を正確に反映する、さらにリアルな空を提供します。
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新しいエリアライトとボリューメトリックライトにより、天井パネルや窓など大きな表面からのライティングをシミュレートし、霧やミスト、ほこり、煙などを使用してシーンに雰囲気を追加することができます。被写界深度機能は現実世界のカメラの性能に近づき、シネマティック効果をもたらします。また、新しい自動露出オプションが屋内から屋外へ、または屋外から屋内へ移動するときに、より優れた視聴体験を提供します。
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マテリアルに関しては、通気口や配管など他のオブジェクトに遮られて見えないオブジェクトを表示する X線マテリアルや、すりガラスマテリアル、発光グローマテリアル( SSGIの機能による)、テレビ画面のシミュレーションや炎のゆらめきをシミュレートするのに最適な、ビデオをマテリアルとして追加する機能がこのリリースに追加されました。
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強化された植栽システム

品質が向上したのはライティングだけではありません。Twinmotion の植栽システムも大幅にアップグレードしました。まず、プロシージャル型オーガニック3Dモデラ―の Xfrogが提供する、高解像度な樹木アセットを導入しました。以前のアセットよりも桁違いにポリゴンの多い各樹木アセットは3つの樹齢を持ち、四季に反応します。マテリアルのテクスチャ解像度が向上し、リアリズムがさらに強化されました。葉を透過する光のフィルター効果を描写し、サブサーフェイス スキャッタリングを備えた新しい両面植栽シェーダが加わり、風がもたらす影響は葉のレベルでシミュレートできます。
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低木を含む他の植栽アセットは高品質な Quixel の Megascan アセットに置き換えられました。

新たに植栽された植物の成長を視覚化することは、多くの建築プロジェクトやランドスケープ デザイン プロジェクトにおいて重要であり、場合によっては(特定の自治体が資金提供するプロジェクト入札の場合など)、必須要件になります。Twinmotion 2020 に導入された新しい成長スライダーを使用して3つの樹齢を組み合わせたり縮尺を変えることで、プロジェクトの引渡時から数年後、さらに完全に成長した時にはどのように見えるか簡単に示すことができます。

植栽に関する新機能にはさらに、選択したジオメトリに植栽する分散ツールや草のカスタマイズ オプションの追加、ペイント システムの改善が含まれます。
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忠実度の高い人間キャラクター

Twinmotionの3D人間キャラクターの内蔵ライブラリは、新しい高品質のフォトスキャン アセットに置き換えられ、シーンの信頼性と雰囲気が向上しています。62のモーションキャプチャアニメーションキャラクターにはそれぞれ5種類の服に切り替えられるオプションがあり、この他に、82のポーズを取ったキャラクターが用意されています。すべてのキャラクターは建築向け3D人物キャラクターに特化したAXYZ designから採用されています。
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Rhinoと1回のクリックで同期

Twinmotion 2020では、SketchUp Pro、Revit、ARCHICAD、およびRIKCADに加えて、ダイレクトリンクでサポートされるパッケージのリストにRhinoが追加されます。これにより、RhinoとGrasshopperのデータを1回のクリックで同期し、構造と階層を維持する一方、Twinmotion の PBR マテリアルに自動的に置き換えられます。SketchUp Pro 2020のサポートも追加されました。
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プロジェクトのプレゼンテーションとレビュー

BIMmotionの後継である新しい Twinmotion プレゼンターを使用すると、個々のプロジェクトのスタンドアロンビューアを軽量のパッケージ化された実行可能ファイルとして共有できるため、クライアントと関係者は Twinmotion をインストールしなくても、プロジェクトを見直し検討することができます。 プレゼンテーションは、複数の視点とカメラパスを使用してを簡単に作成できます。自由なビュー、ガイド付きビュー、固定ビューのいずれかに設定することにより、ビューアがプロジェクトを思いのままに操作、または、事前に選択された位置からのみ確認、もしくは、レンダリングされた動画だけを再生するというオプションから選択することができます。

設計レビューやブランド名や価格などの非視覚的データについてフィードバックが必要な場合は、新しいノートツールがコンテキストの中で確実に情報を捉えるのに最適です。ノートツールを使用した注釈はzipファイルでBCF形式(IFC標準)にエクスポートし、Revit、ARCHICAD、または他の多くのBIMパッケージに読み込むことにより、反復プロセスを合理化することができます。 

Twinmotion 2020.1 のすべての新機能については、リリースノートをご確認ください。

Twinmotion 2020.1 永久ライセンスは現在50%割引価格の249ドル(地域により価格は異なる場合があります)でご購入いただけます。この導入価格には、2021年12月末までのすべてのアップグレードリリースが含まれます。

また、すでにTwinmotion をご利用いただいているお客様への御礼として、Twinmotionの以前バージョンをダウンロードされているユーザーには、Twinmotion 2020.1が無料で提供されます。この資格はアカウントに自動的に追加され、Epic Gamesランチャーからソフトウエアにアクセスできます。また、ご購入前に新機能を評価したいユーザー向けの無償体験版と、学生および教員向けの無償教育版もご用意しています。
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