2015年8月17日

A Boy and His Kite が SIGGRAPH 2015 で 受賞

作成 Dana Cowley

アンリアル エンジン 4 制作のアニメーション短編映画「A Boy and His Kite」の受賞を大変嬉しく思います。

SIGGRAPH 2015 において Lead Rendering Engineer の Nick Penwarden が Real-Time Live! でシネマティックスを実演し、代表として Computer Animation Festival award for Best Real-Time Graphics and Interactivity を授与されました。

エピック ゲームズは GDC 2015 に間に合うように UE4 のオープン ワールド機能とレンダリング技術を紹介するデモを準備しました。A Boy and His Kite シネマティックスには 100 平方メートルに渡るランドスケープで変化するトポグラフィを目玉とする実用的な価値もありますが、純粋な気持ちと感情が伝わる物語でもあります。

以下の動画でお確かめください。エピック ゲームズのランチャーを使って無料で利用できるコンテンツや映画フェスティバルでの上演予定について紹介しますので、このまま読み進めてください。

オープン ワールド デモはシネマティックス ベースで作成されているので、デベロッパーがアンリアル エンジンの写実機能と広大な背景に対するサポートを使用しやすくなっています。

ダイナミックな直接および間接イルミネーション、シネマティックスの深度デプス、クオリティの高いモーション ブラー、プロシージャルに配置された木とフォリッジをすべてリアルタイムでレンダリングすることで、リアルなランドスケープに一斉に生命が吹き込まれるのです。

リリースの範囲およびサイズについての詳細は Unreal Engine 4.8 リリースノート をご覧ください。

 

 

KITE のその他の設定

SIGGRAPH で我々は、Faceware Technologies および Opaque Multimedia と共に Faceware Live 用 UE4 プラグイン を発表しました。

我々はショーまでの数日間 Faceware のメンバーと一緒に UE4 とマーカーレス顔キャプチャ ソリューションを使って制作を行いました。以下の動画でその様子をご覧いただけます。

A Boy and His Kite は SIGGRAPH Electronic Theater と Electronic Theater Daily Selects の両方で紹介されました。ショーに参加した映画 133 本のうち、両方で上映された作品は 2 本のみでした。

 Kite はアニメーションおよび映画関連のフェスティバルに多々登場します。上映スケジュールは以下の通りです (終了分も含む)。

6/10-13 NYC Downtown Short Film Festival ニューヨーク Honorable Mention Award
7/9-12 Capalbio Cinema International Short Film Festival Tuscany Region、イタリア Junior Kids Award
7/10-15 Anima Mundi リオデジャネイロ、ブラジル サンパウロ 7/17-22
7/15-19 Castellaneta Film Fest 2015 Puglia、イタリア Animation Finalist
8/20-26 Anibar Animation Festival Peja、コソボ Anibar Kids Program Selection
8/25-29 Imaginaria Film Festival Conversano、イタリア Official Selection, Animated Short
9/1-6 Fantouche International Animation Festival バーデン、スイス Children’s Program Finalist
9/10-13 DC Shorts Film Festival 2015 ワシントン DC Director Gavin Moran Attending
11/14-15 Sploid Short Film Festival オンライン Official Selection - Vote

 

映画とゲームが収束する可能性をひしひしと感じることができました。

A Boy and His Kite は、キャラクターとワールドをリアルタイムでレンダリングすると、ライブのアクションおよびプリレンダリングされたパフォーマンスの中でも目を引くことを実演しています。

例えば Sploid Short Film Festival では、候補に選ばれた 5 作品のうち、4 作品は現実生活の人とカメラで作成され

残りの 1 作品が少人数のゲーム制作チームの作品でした。

上げていたタコが飛んで行ってしまった少年は人生のメタファー

映画制作はもはや仮想現実といった最新メディアの領域に広がりつつあり、進化を遂げようとしています。

ロードマップ にあるものはもちろん、利用可能なコンテンツとツールを使ってデベロッパーは動きを大きく変える技術に自由にアクセスすることができます。

リアルタイム 3D で実現したい夢をお持ちですか?アンリアル エンジンで叶えましょう!驚くほど詳細で高品質な技術を無料でご利用頂けます。

フィードバックやご質問などについては、こちらのコメント欄をお気軽にご利用ください。お待ちしています。そして、アンリアルで生み出された作品にお目にかかる日を楽しみにしています!