August 29, 2018

アンリアル エンジン 4.20 で Shotgun インテグレーションが利用可能になりました

作成 Ryan Mayeda

近年の制作環境は規模も複雑さも増大し続けています。そして、プロジェクトの遂行を可能にする、効率的なアーティストワークフローへの需要も増え続けています。アーティストがクリエイティブな仕事に集中できるように、情報を探すことや繰り返しの手動タスクに費やす時間を最小限にすることがますます重要になってきているのです。ワークフローでの賢いパイプラインを実現するには、アーティストツールと制作プロダクションシステムが密接に協調することが必要不可欠です。

アンリアル エンジン 4.20のリリースは、リアルタイムパイプライン開発を大幅に前進させました。業界をリードするプロダクショントラッキング、レビュー、アセット管理システムの一つである Shotgun の完全なインテグレーションが利用可能になったことをアナウンスできることを、うれしく思います。 アンリアル エンジンは Shotgun の Toolkit プラットフォームをサポートする最初のゲームエンジンになりました。様々な DCC アプリケーションと、有用なパイプラインツール環境とのインテグレーションを可能にします。

このインテグレーションによってアンリアル エンジンと上流にあたる 3D アセットデータ(アーティストが Maya といった外部アプリケーションで作成)、下流にあたる画像データ(スーパーバイザーとディレクターが Shotgun 内でレビュー)との繋がりが効率化されます。アーティストのワークフローにおいて、アンリアル エンジンの先進的なリアルタイム性能をシームレスに簡単に活用することを目指したものです。

エピック ゲームズの CTO、Kim Libreri は以下のように述べます。「Shotgun は数多くの大手映画スタジオや VFX 会社で使用されているため、エンジンへのインテグレーションを提供することはメディア &エンターテインメント業界のカスタマーにとっての大きな資産になります。Shotgun でタスクを割り当て、そのタスクにアンリアル エンジンアセットを添付すると、コンテンツと関連したデータが全てお互いに連携して、アーティストとスーパーバイザーがレビューを行うショットの最新版で作業することを保証できます。」

Autodesk 社でShotgun Toolkit のテクニカルリードをしている Manne Ohrstrom 氏は以下のように述べます。「アンリアル エンジンのインテグレーションについては、カスタマーから要望を受け続けていました。アンリアル が可能にするリアルタイムワークフローは新しいもので、メディア制作でも非常に興味深いチャンスを切り開きます。アンリアル エンジン 4.20 の Shotgun インテグレーションの可能性にワクワクしています。Shotgun コミュニティがこのインテグレーションを活用していくことも楽しみにしています。」

アンリアル エンジン 4.20 で拡張された Python API によって、より深く、豊かなパイプライン開発が可能になりました。そして Pyside のサポートによって、Shotgun のToolkit プラットフォームのようなユーザーインターフェースの作成も可能になっています。 このインテグレーションでは以下の機能がサポートされています。
UE4-Panel.png
Shotgun パネル:アンリアル エンジンのインタフェース内から、Shotgun のプロジェクト情報を簡単に確認できます。
UE4-Loader.png
Loader:他のアーティストによって作成されたアセットデータをアンリアル エンジンに簡単に読み込むことができます。また Shotgun の情報を元に、コンテンツブラウザでアセットを整頓された状態にできます。
UE4-Publish.png
Unreal Publisher:アンリアル エンジンから直接アセットファイルを Shotgun で共有します。シーケンサーからレンダリングを行い Shotgun で即座にフィードバックできるようにすることもできます。
Maya-Publish.png
Maya Publisher:Maya からアセットをアンリアル エンジンの Loaderからインポートできるように FBX 形式でエクスポートし、そのアセットのターンテーブルレンダーをアンリアル エンジンで自動的に作成してShotgun でレビューできるようにします。

この新しいプラグインは最新のアンリアル エンジン 4.20 の一部としてリリースされ、Shotgun Toolkit 内での設定も簡単です。