2015年5月20日

OPTPiX SpriteStudioがUE4に対応!

作成 Shun Sasaki

2Dスプライトアニメーションツールとしてお馴染みのOPTPiX SpriteStudioが、UE4に対応!

SpriteStudioを使って、UE4で2Dゲームを作ろう!

 株式会社ウェブテクノロジは、2Dスプライトアニメーション作成ツールであるOPTPiX SpriteStudio(http://www.webtech.co.jp/spritestudio/)のUE4プラグインVer1.0を5月21日にリリースしました。SpriteStudioは分かりやすい専用エディタにより、スプライトアニメーションを作成するコストを大幅に削減。デザイナーがクリエイティビティを発揮して、2Dゲームや2.5Dゲーム用の素材を手軽に作成できるツールです。ゲーム制作自体を効率化するUE4と組み合わせて使うことにより、より手軽にクオリティの高い2Dゲームを作ることが出来ます!

 また、UE4プラグインの開発はUE4専門のゲーム開発スタジオである株式会社ヒストリアが担当。UE4を使用した実際の現場を想定して、BlueprintやUMGとインテグレートされています。

【プラグインのDL】 https://github.com/SpriteStudio/SS5PlayerForUnrealEngine4

【ドキュメント】 http://historia.co.jp/spritestudio

たった2回のドラッグ&ドロップで、
 OPTPiX SpriteStudio のデータが再生可能!

 今回プラグインを作成するにあたって、手軽に使えることを目指しました。プラグインをDLして有効にしたら、たった2回のドラッグ&ドロップでSpriteStudioのデータを再生できます。 時間のかかるC++のビルドや、難しい設定は必要ありません。まずはお手持ちの SpriteStudioのデータや、サンプルデータで試してみましょう。

Blueprintで完全制御

 アニメーションの再生、停止はもちろんのこと、テクスチャの差し替えやユーザーデータによるイベント取得などのあらゆる操作がBlueprintだけで対応可能です。アクターコンポーネントとしてSpriteStudioのプレイヤーを追加できるため、UE4のあたり判定と組み合わせて使用すれば、簡単に2Dゲームが作成できます。

 キャラクターのアニメーションから2Dエフェクト、HUDレイヤーでのアニメーション演出など、Blueprintと組み合わせればいろいろなことが可能です。

Paper2Dとも連携可能

 アクターコンポーネントとして実装されているため、UE4標準のスプライトシステムであるPaper2Dと連携して再生することにも対応しています。通常はPaper2Dで作成して、凝ったアニメーションを行いたいときはSpriteStudioを使う、といったアクセントを加えるような使い方も可能です。

アカデミック・個人開発者向けライセンスを用意

 SpriteStudioは、学生や、個人開発用途であれば無料のライセンスを提供しています。それ以外の方も1か月トライアルが申請できるので、ぜひこの機会にUE4×OPTPiX SpriteStudioで2Dゲームを作ってみてはいかがでしょうか。