これまでに Unreal Engine 4に追加された新機能の中でも、「Paper2D」ほどエキサイティングで想像力をかき立ててくれるものは無いのではないでしょうか。これ以外にも、エンジンには多数の要素がこの数カ月間で追加されており、それらを全て網羅するだけでも一苦労 – ここで働いている私でさえ思うくらいです! それでも私にとって 2D 作品とは、幼い頃にファミコンで初めてゲームを遊んだ記憶を今でも思い起こさせてくれます。(本当は「インテレビジョン」ですが、そこまでオジサンだと知られたくないので…)
Paper2D はバージョン 4.5 のリリースに伴い、全体的なワークフローの面でその骨格が固まりつつあります。現在もアーリーアクセスとなっている未完成のシステムではありますが、本日よりご利用いただく事で、皆様がご自身の 2D 体験を作り始めるにはどうしたら良いかという事をより掴めるのでは、と考えています。そこで、システムエンジニアの皆さん (このシステムで作業をしてくれている Michael Noland とその他のエンジニアたちに感謝!) の力を借りて、Paper2D ツールのアーリーアクセスを今すぐ使ってどんな事が出来るかをお見せするこちらの入門用動画セットをご用意しました!
プレイリスト全体については、私達の Youtube チャンネルをご覧ください。
こちらの動画では、現在エンジンに同梱されている 2D 横スクロールゲーム用テンプレートと同じシステムの作り方をお教えします。簡単にアクセスできて大量のダウンロードを必要としない方法で完成形が見える方が理解しやすいと考え、このような形にしています。またここで終わりではなく、テンプレートに使用されたシステムを再現後、アニメーション システムをさらに状態機械に近いものに再設計します。そして、遊びでお楽しみ頂くためにワールド内に設置できるモジュール式の 2D エレベーターを作成し、その終了位置、移動時間、休止ディレイ時間、さらには色を設定する方法をお見せします。今回の動画の内容をお楽しみいただき、さらには皆様のゲームを作成する上での手助けとなれば幸いです。
ご視聴いただきありがとうございます。こちらの動画集が皆様のお役に立てればと願っています! そしてご自身の 2D ゲームを作り始めましたら、是非フィードバックをお聞かせください!