この新たな「建築インテリア レンダリング」サンプルプロジェクトを使って、アパートメントのこじんまりとした一室のシーンをいろいろ調べることができます。このシーンはすでにさまざまなシナリオに対応して最高の結果がもたらされるようにセットアップされているため、独力でテクニックを学び、そこにあるさまざまな要素を自分の作品のために再利用することも可能です。 エリアライトから動的なソフトシャドウをどのように作成するとよいか、ということについても学べます。このソフトシャドウは、細かいディテールをキャプチャするとともに、影を投じる物体からの距離が大きくなるにつれて柔らかくなる現実の影を模倣しています。

レイトレースによる反射によってリアリティを高める方法についてもわかります。これは、画面外の要素を含めたり、磨かれたコンクリートのフロアやガラスや金属でできた要素などの表面どうしで相互反射を作成することで可能になるものです。

何よりも、レイトレーシングを使うことによって日々の制作が楽になることに気がつくはずです。設定を 1つか 2つ有効にするだけで、洗練されたエフェクトを簡単に発動させることができるからです。時間のかかる難しい代替策は必要としないのです。
レイトレーシングが建築ビジュアライゼーションのプロジェクトにどのような効果があるのか、さらに詳しく知るためにはこのブログ記事をご覧ください。
サンプルと付属のドキュメントを活用すると、ベストプラクティス / アセットとマテリアルのワークフロー / 最適化 / 他テクニック (カメラカットの作成方法 / アニメーションをトリガーする方法など) を学んで、ご自分のプロジェクトでも利用できるようになります。
Unreal Engine でレイトレーシング機能を使用するには、レイトレーシング対応のグラフィックスカードが搭載されたハイエンド デスクトップ システムが必要です。現在サポートされているシステムについては、このドキュメントをご確認ください。また、Unreal Engine は最新のバージョンを使用するようにしてください。
このシーンのデザイン作業を主導するとともに、素晴らしい雰囲気と環境を作り出してくれた www.sciontidesign.com の Pasquale Scionti 氏に感謝いたします。Pasquale Scionti 氏は、初期のリリース時から私たちのレイトレーシングの実装を熱心に使っていただき、その開発に寄与してくれています。Unreal Engine を使用したすばらしい作品は、他にも、彼のウェブサイトの特別なセクションでご覧になれます。
「建築インテリアレンダリング」サンプル プロジェクトは、Epic Games ランチャーの [ラーニング] タブから入手できます。早速、試してみましょう。