2019年2月4日
Mindesk が Unreal Engine を活用してリアルタイム レンダリングを VR での CAD モデリングにもたらす

Mindesk は、Robert McNeel & Associates の Rhinoceros と Grasshopper をすでにサポートしていて、まもなく Dassault Systèmes の SolidWorks をサポートします。サポート対象は今後も拡大していく予定です。Autodesk University 2018 において、同社は、製作中の連携機能について展示を行いました。CAD パッケージ (ここでは Rhino 6) と Unreal Engine の両方との連携が紹介されました。

MG2 Design のアソシエイト アーキテクト、David Werner 氏は次のように述べています。「これは非常に楽しみな製品です。私は VR に関する仕事をしていて、3D モデルを VR 内でリアルタイムに作成できる製品が欲しいと思っていました。この製品がまさにそれです。モデルの作成中に直ちにフィードバックを得られるのはすばらしいことです。これまでは、2D でモデルを作成してから、プラグインを使ってエクスポートし、さらにそこから VR で見せるためのプロセスを一通り行う必要がありました」

Unreal Engine のパートナー アプリケーションの開発はどのような経験だったのかについて、Mindesk の CEO、Gabriele Sorrento 氏にお話を伺いました。
「デベロッパーの観点からは、Unreal が提供する API は、包括的で強力なものです。また、コミュニティはとても協力的で、Epic Games はオープンなイノベーションのためのすばらしいプラットフォームを提供しています」と Sorrento 氏は述べています。
Rhino のユーザーのなかには、より従来のものに近いインターフェイスを通じて Unreal Engine を利用するメリットをすでに享受されている方もいらっしゃるでしょう。Rhino は、Datasmith がサポートする多数の CAD、DCC、MFG フォーマットの 1 つです。Datasmith は Unreal Engine の機能の 1 つであり、データを Unreal Engine に取り込むための高品質な変換と準備を可能にします。
Epic Games のテクニカル プロダクト マネージャー、Pierre-Felix Breton は、次のように述べています。「Mindesk が連携機能を Unreal Editor のプラグインとして開発したのは、とてもいい判断だったと思います。そのおかげで、ユーザーは Datasmith のすべてのメリットを活用し、付近やショールームなど、デザインのコンテキストを作成できます。この新機能により、Unreal Engine を利用してコンテキストを作成してから、VR で作業を行うことができます。その間ずっと Rhino のファイルと 1 対 1 の対応を保つことができます」
Unreal Engine をダウンロード して Datasmith をご活用ください。