インタラクティブ 3D スキルの企業での需要が増加し、新しいキャリアが生まれていることについて先日ご紹介しました。その一方で、リアルタイム技術は教室において歴史から数学まで幅広い題材を教えるために使用されるようにもなっています。必須科目からゲーム開発といった選択科目まで様々な授業においてリアルタイムツールを活用する方法について、中等教育の教師をしている三名の方に話をうかがいました。
フォートナイトクリエイティブを使用したゲーム開発学習
ニュージャージーの William Annin Middle School の 8 年生は、ゲーム開発の授業の最終課題としてフォートナイトクリエイティブ を使いたいと思い、管理者に説得力のある手紙を送り、承認を勝ち取りました。
River School では、Unreal Engine のゲーム開発の授業での使用が成功したことを受けて、必須科目についてもリアルタイムツールの導入を検討しています。Allen 氏は説明します。「いろいろとアイデアはあります。歴史では 3D や VR でミュージアムを訪れたり、歴史的な出来事を再体験することができるでしょう。数学では、Unreal Engine の物理システムを使ったり、自分で数学的なプログラミングアプローチを試すこともできると思います。」
Unreal Engine で作られたバーチャルミュージアムで歴史を教える
Nick Pant 氏は高校 Dayton Regional STEM School のアメリカの歴史の授業で Unreal Engine を使用しています。まっず3週間レベル制作とビジュアルスクリプティングを学んだ後、学生はバーチャルミュージアムを作成します。
教室で環境を作り上げる
Allen 氏や Isaacs 氏 と同様に、Pant 氏はリアルタイム技術が学生のクリエイティブな可能性の扉を開くと感じています。「バーチャル歴史ミュージアムというプロジェクトを選んだ理由の一つは、誰でもミュージアムがどのようなものかを知っているということにあります。新しいタイプのミュージアムを自由に作れるようになると、ミュージアムがどのようにあるものか、という考えが大幅に変化します。」