上海交通大学が単位を取得できる Unreal Engine のコースを開講
昨年秋、中国での主要な研究大学の 1 つ、上海交通大学 (SJTU) は、Unreal Engine 4 についての新しい選択授業、「Unreal Engine によるプログラム開発および演習」を開講しました。この授業は、Unreal Engine を特に扱う授業として中国で初めて単位の取得が認められたものの 1 つです。Epic が承認したカリキュラムでは、ゲーム開発の基本的な概念を教えることに重点が置かれていて、Unreal Engine の基本を身に付けるための演習が行われます。そのなかで、Unreal のノード ベースのビジュアル スクリプティング言語であるブループリントについての学習方法も示されます。
Epic Games China のセールス担当ビジネス ディレクター、Tianmin Xie によると、上海交通大学が Unreal Engine のプログラムを初めて開講したとき、「大学のオンライン システムで授業が公開されると、すぐにクラスの履修人数の上限に達しました」。
最初のコースの成功を受け、上海交通大学では、この 3 月から、2 度目となる Unreal Engine の春の授業を開始しています。


中央美術学院が UE4 を美術デザインと組み合わせる
中央美術学院は、世界トップ 30 のデザイン学校の 1 つとして知られています。この 3 月から Unreal Engine の授業を必修としています。その授業では、Unreal Engine、ブループリント、ゲームプレイ、マテリアル、アニメーション、UI の基本的な知識を扱います。学生たちは、Unreal Engine を使ってわずか 7 週間で独自の VR プロジェクトを作成します。中央美術学院で副学部長を務める Jin Jun 氏は、「Unreal Engine のテクノロジーと美術デザインを組み合わせるのは素晴らしいアイデア」だと考えていて、より多くの教師が授業で Unreal を扱い、その利用を拡大するように促しています。



北京電影学院で UE4 がデビュー
Unreal Engine は、そのバーチャル プロダクション パイプラインが極めて効率的であることから、映画業界で注目の的となっています。北京電影学院は、この 3 月から Unreal Engine の必修授業を開講しています。さらに、大学院生向けにも Unreal Engine について学ぶ授業を開く予定です。Shanghai Vancouver Film Academy もリアルタイムの世界に飛び込んでいます。先日ブループリントのコースを開講し、今学期から Unreal Engine の C++ のコースも始めました。

Epic Games では、世界中の教育機関でリアルタイム テクノロジーの導入が進んでいることを喜んでいます。リアルタイムに関するスキルと Unreal Engine のスキルに対する需要は増し続けていて、ゲーム開発だけでなく、建築、テレビ、映画、産業デザイン、コンピューター サイエンスなどの分野でも重要なものとなっています。Epic Games は、大学との提携を進めてリアルタイム テクノロジーを複数の分野とより幅広く結び付け、学生たちが各産業でキャリアを発展させる準備ができるようにしています。
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