新しく完成した Apple Park Campus 内の Steve Jobs Teater で Apple のスペシャルイベントが本日開催され、新製品である iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X が発表されました。これらはすべて iOS 11 上で動く拡張現実に見事に対応しています。
This is pretty neat:Apple has a model of its new campus in the visitor center that you can mess around with in augmented reality #ARKit pic.twitter.com/ftNCmTKvTr
— Mike Murphy (@mcwm) September 12, 2017
9月22日発売予定の iPhone 8 モデルおよび 11月に登場する iPhone X には、64-bit 版 6 コア構成かつトランジスタ数が 43 億個の A11 Bionic チップ、および iPhone 7 モデルで使用された A10 よりも 30% 高速になった Apple 社開発の GPU が新たに採用されています。
さらに、ゲームや Metal 2 を動かすプロセッサも最適化されています。グラフィックスに重点を置いたインタラクティブな体験のモバイル版開発における心強い味方の登場です。我々もアンリアル エンジンでしっかり後押ししてきます。
本日新たに発表された iOS デバイスの AR 機能のデモンストレーションは Directive Games の CEO 兼共同創設者である Atli Mar Sveinsson 氏によって行われました。デモに使用したのは iOS 版が今月リリース予定の新作 『The Machines』です。
「『The Machines』では、視覚的忠実度の境界を信じられないほど狭めることができました」と Sveinsson 氏は語りました。「新しい iPhone のパワーとアンリアル エンジンの相性が抜群だったからこそ目標を実現することができました。素晴らしいレンダリング ツール、そして豊富な機能を備えているアンリアル エンジンは群を抜いて優秀です。」
Directive Games は、アンリアル エンジン 4.17 および改善された Metal 2 のシェーダー コンパイラ プレリリース版およびネイティブ ARKit サポートを使って 『The Machines』 を制作しました。これらの改善点および iOS 11 / macOS High Sierra に特化して行われた最適化は、10 月に予定されているアンリアル エンジン 4.18 ですべてのデベロッパーに提供されます。
6 月の WWDC 2017では、 Peter Jackson 氏のスタジオ Wingnut AR がアンリアル エンジン 4 で制作した作品で 圧巻のARKit デモを行いました。彼らの助けを借りて我々は 同日中に Github から ARKit サポートをリリースし、アンリアル エンジン 4.17 において早期アクセスプレビューを出荷することができました。『Getting Started with ARKit (実験版 ARKit を使ってみよう)』 では操作方法を説明しています。是非チェックしてみてください。
Android 向け AR 作成向け情報も提供していきます。Google からはアンリアル エンジン対応の ARCoreに関するデベロッパー プレビューがリリースされています。我々もアンリアル エンジン 4.18 でプレビューを公開する予定です。
ますます開発が楽しくなってきましたね!皆さんが手掛けたアンリアル エンジン作品を我々に是非見せてください。ハッシュタグは #UE4です。Twitter、 Facebook 、 Instagramでは @UnrealEngine をご利用ください。