Hawken のビジュアルは多方面から絶賛され、予算の大きい開発スタジオと比較されてきました。その一方で、UDK とUnrealScript のみを使用することに対して若干懐疑的だったチームも、開発が進むにつれてその考えを変えていきました。
「驚くようなペースで開発を進めながら、開発チームは、Epic のUnreal Developer Network (UDN) で利用できる充実した情報を頼りにすると同時に、UDK を使用した経験のある開発者ともコミュニケーションをとりました」
「私達は、UDN で情報を検索したり、オンライン チュートリアルを利用したりしました。一般的に公開されているエンジンを使用するということは、目標達成のために必要な情報がオンラインで入手できる可能性が非常に高い、ということを意味します。またこの UDK コミュニティはとても頼りになり、当社では、フォーラムを頻繁にチェックして、デザインに関する決定を下す前に、それが可能かどうかを確認しました」
UDK を支える充実したコミュニティと頻度の高いアップデートは、Le 氏と開発チームにとっても非常に便利なものでした。「毎月行われる UDK のアップデート は、私達にとってとても価値の高いものでした。当社が必要としていた機能のうち、Hawken の開発開始時にはまだ UDK に搭載されていなかった機能もありましたが、それが追加されることがよくありました。UDK の最新バージョンにはこれが統合されています」
開発チームは現在、Hawken 配信プランの最終的な案を検討していますが、このゲームは来年リリースされる予定です。