2018年4月16日

NASA との提携拡大の一環として Fusion が Mars 2030 Editor をリリース

作成 Chance Ivey

本日世界中のデベロッパー向けにリリースされた、アンリアル エンジン 4 (UE4) で制作された Mars 2030 Editor には、 40 km にわたる広々とした火星の地形で、宇宙シミュレーターをテストするために NASA の Hybrid Reality Lab が使用したツールがあります。ツールの使用を開始するには、Steam で Mars 2030 をダウンロードして、エピック ゲームズのランチャーの [Modding] タブからエディタにアクセスします。

Mars2030EditorLauncher.png

Fusion と NASA の Hybrid Reality Lab では既に Mars 2030 とそのエディタ ツールを使って、ジョンソン宇宙センターで ARGOS のような宇宙飛行士用の重力テスト システムなどの宇宙シミュレーションを構築しています。NASA の Langley Research Center グループでは、Mars 2030 内の新しい Mars TransHabitat をテストする計画もあります。

Mars 2030 Editor には、Mars 2030 をビルドするために使用した以下のような 3D モデル、アセット、オーディオ、テレイン、システムが含まれます。

  • 40 km にわたる HI-RISE テレイン データ (Mawrth Vallis)
  • 以下等のデジタル アセット、MMSEV, Valkyrie, Z2 Spacesuit, Launch Entry Suit, EMC Habitat, Geolab Unit, Solar Panel Units, Geology Specimens, ECLSS, Hygiene Modules, Kilopower Stations, VEGGIE Unit, ISRU stations, Generic MDV and Copernicus MTV, Inflatable Field Camp Habitats, Sleeping Quarters, Galley
  • Mars Rover (火星探査車) を操作するためのカスタムのウェイポイント システムとオートパイロット モード
  • 6 軸ビークルのカスタム物理システム
  • MMSEV (多用途宇宙探査車) の Ambisonic オーディオ
  • ファースト パーソンの宇宙飛行士キャラクター
  • 他のプロジェクトで使用するためにファイルやアセットを抽出する機能
  • 全く新しい背景を作るためにテレイン データをインポートする機能
Mars 2030 Editor を入手して、Mars 2030 体験の mod の作成を開始し、アンリアル エンジンの mod フォーラム でプロジェクトを共有しませんか?

Mars 2030 Editor の使用や、今後予定されている mod の課題の詳しい情報は、オンライン ショップの説明または Mars 2030 の ウェブサイト でご覧いただけます。